定年後の伊豆高原 バラと酒と音楽と

伊豆高原に終の棲家を建築し永住。カミサン、愛猫ジローとの伊豆での老後は如何に。薔薇・酒・音楽・日々の徒然。

今年最後の薔薇

2007年12月31日 | バラ日記
大晦日、今年も最後の日となりました。
気になっていた庭の掃除も終え、お節や雑煮の具の買出しも終わり、今年も暮れていきます。娘たちもこの冷気に葉を落としていますが、なんと、まだ凛として花をつけている娘がいます。エーデルワイズ、アイスバーグ、オフェリア、ブライダルピンクです。今年最後の薔薇を切り花にしてみました。



今年は本当に大変な年でした。去年も大変だったけど、今年はもっと大変でした。
一月に母を亡くし、9月に家内が倒れ、10月には事務所を閉鎖し…。今夜は百八つの梵鐘とともに悲しみを洗い流します。
ブログをとおして、本当に多くの皆様から励ましと元気をいただきました。改めて御礼を申し上げます。ありがとうございました。
来年は良い年でありますように。

年の瀬の大苗植え

2007年12月30日 | バラ日記
この年の瀬に送られてきたER大苗。
まずは苗を一日水に浸けこんで、たっぷりと水を吸わす。その間、牛糞堆肥・腐葉土・赤土玉中を鋤きこんだ苗床を用意。植え込み完了して剪定を終えた新人達を紹介しましょう。もっとも苗のうちはどの娘もみんな同じに見えるけど。

寝室前に新設した枕木花壇の左にアブラハムダービー、右にメアリーローズ、真ん中の鉢はアルンウィックキャッスル。


東コーナー道路際に新設した花壇には
ご存じ、香水のエブリンを二株


黄色の大輪ゴールデンセレブレーション


往年の名花ヘリテージ


そして、ライラックローズ、セントセシリア(苗の写真は同じなのでカット)です。どの娘もジローガーデンの主役級になるでしょう。藁のマルチをたっぷり着込んで…過保護です。

年内の大仕事(ツルの剪定と誘引)がまだ片付きません。明日中になんとかしないと…。

冬の陽光

2007年12月28日 | 定年後の徒然日記
このところ寒風木枯らし舞う冬景色と暖かい陽光の伊豆高原の繰り返しです。
デッキから眺める陽光にきらめく海、アロエの花が咲いています。



ジュリア、うつむきかげんの君の美しさも寒さで凍えそうだ。


こういう暖かい日は久しぶりに散歩に出よう。幸い娘が来ているのでヘルプを頼む。さくらの里、決まりきったコースだけど幸せな時間が流れる。車いすを押す娘が何やら家内と言葉を交わしている。来年の春には車いすの必要がなくなるように頑張らなくっちゃ。結婚する気の無い娘も困ったもんだが。


十月桜、この桜、毎年10月から翌年の春まで咲き続けるんですよね。寒さに耐える桜…じっと耐える桜

伊豆高原コーラス

2007年12月23日 | 定年後の徒然日記
昨日までの冷たい雨は朝にはあがり暖かい日差しの一日となった。そういえばS様の奥様が伊豆高原駅で歌われるという話を昨晩の忘年会で酔っぱらいながら伺った。天気もいいし聞きに行こうか?と聞くと「ウン」という嬉しい返事。娘にお化粧を手伝ってもらい久し振りにうきうきした気分の家内を見ると嬉しくなる。まだ時間があるから買い物しようね。で、ナガヤで夕食の買い物。車いすではあるが、家内にとっては四か月ぶりの買い物となりました。ついでにフィヤージュでお昼のパンを買い、伊豆高原駅に向かうと丁度良い時間です。
駅構内の広場ではスタンバイOK。タキシードの紳士達とビロードのドレスの淑女が大勢いらっしゃいます。
「Sさん、どこにいらっしゃるかなあ」
キョロキョロ探して、「あっ、いらっしゃった!」メンバーの中では一番お若いんじゃないかなあ。
クリスマスにふさわしい曲のコーラスが始まります。コーラスってちょっと軽く見てたのですが、う~ん…美しい歌声です。ハーモニーが素晴らしい!うっとりと聞いてしまいます。ジローのデジカメを持参してなく、娘の携帯でパチリ。不鮮明なスナップでごめんなさい。
Sさんの奥様、ご趣味が幅広いです。伊豆高原の楽しい毎日を満喫していらっしゃいます。

忘年会

2007年12月23日 | 定年後の徒然日記
昨晩は「たつ野」で忘年会。ブイヤベースを囲み、たけちゃんご夫妻、Sさんご夫妻、tsukaさん、ジローの6人で賑やかに盛り上がりました。楽しかったなあ。とてもいい忘年会になりました。皆様から激励をいただき元気が出ます。
Sさん、ワイン差し入れありがとうございます。
今年は本当にいろいろな事がありすぎました。ジロー家にとっては最悪の年でしたが、おかげさまで今年の垢を洗い流せたようです。
年末に入り伊豆高原も寒さがつのります。皆様くれぐれもご自愛を。
来年は良い年でありますように。

バーゴラと枕木花壇

2007年12月17日 | バラ日記
新設のバーゴラです。ひとつは南斜面階段のところ、もうひとつは西側道路沿いのトレリスに添わせて。いずれも傾斜地で足元不安定。脚立から転げ落ちたら家内の介護が出来なくなります。で、やむなくハンデイーの職人さんに施工を依頼。でも、設計がいいから仕上がりはGoodです。(自画自賛です)
材料は、コンクリ製の柱立て用束石、防腐注入材のツーバイフォーランバー(90角、208、206)、防腐塗料、刷毛、釘。購入はハンデイー。

南斜面に立つバーゴラは三角形なんです。這わせるバラはポールス・ヒマラヤンムスク(R)とピエール・ド・ロンサール。来春はポールスヒマラヤンの枝垂れが一層引き立つはず。


西側道路沿いのトレリスに添わせたバーゴラ。
マダム・ビオレットとアンジェラを這わせます。アーチをくぐるとバラのアーケード(大袈裟)が登場です。



枕木花壇、これは簡単なんだけど、2100㍉の枕木一本で50キロもあるからジロー一人では運搬不可能なんです。ERのアブラハムダービーとメアリーローズの指定席です。

この花壇は浴室下に新設の花壇。植えるのはERライラックローズと…?


おまけのバラです。12月も半ばだというのに未だ咲いている孝行娘。エーデルワイズ(FL)です。



家内、今夜は薬が効いたせいかぐっすり眠っています。今夜はやすらかです。シングルモルトのラガブーリンをチビチビ飲みながらのブログ投稿です。
ハルシオン+リスミー+鎮痛薬…これで眠れなかったら体がもちません。でも、とにかくぐっすりと眠ってほしい。
明日はヘルパーさんのくる日。ツルバラの葉を落して剪定の準備に入ります。

コガネムシの幼虫

2007年12月15日 | バラ日記
雨嫌いの香粉連(Ch)を大きな鉢植えにして二年、枝ぶりもしっかりしてきたので、そろそろ地植えにしてあげようと、東斜面の一角を耕しスタンバイOK。鉢を横に倒し、小槌で軽く叩いてひっくり返すとすっぽりと苗が蜂から抜けた。土を落とし根を洗う。な、何だ?この根は…白根が全くなく根がほとんどついてないじゃないか…。と、何やら白いものが動いている。ん?な、なんだ?
グェ~~~~!コガネムシの幼虫ではないか!
この野郎!!!!(すみません、言葉が悪くって)早速つまんで踏みつぶす。
と、またもや白くて丸くなったコガネムシの幼虫が…、さらにもう一匹、さらにさらにもう一匹、なんとおまけで一匹、ついでにもう一匹…、合計で、ナ、ナント八匹も…絶句。
コガネの幼虫団体生活じゃないか!女性だったら腰抜かして、もう絶対にバラ栽培なんかでき~~~い!となるだろうね。
写真載せようと思ったんだけど、全部踏みつぶしちゃて液体になっちゃったから。
このぶんでいくと地植えのバラも被害に???

ところで、東道路沿いの外壁とトレリスを結ぶバラのトンネルを作ろうと木製バーゴラが完成しました。写真明日乗せます。それから枕木花壇第二作もね。実は今回は設計、材料、はジロー担当だけど、施工は職人を二日チャーター。長さ2m重さ40キロの枕木は運べないし、バーゴラの屋根も大型のため一人じゃ無理。
ここは無理をしないで職人さんに依頼ね。多少お金かかったけど、でもまあ満足のいく出来栄えです。
来春の東面ツル(マダムヴィオレット、アンジェラ)の開花が楽しみです。
そうそう、枕木花壇はER、ご存じアブラハムダービーとメアリーローズを植え込み予定です。
では明日の写真を楽しみに。


昨晩、夜中に家内の硬直した右腕に激痛が…。がまん強い家内も涙を浮かべて痛みを訴える。鎮痛シップ、筋肉鎮痛剤服用、睡眠薬、さらに私の睡眠薬追加…、血圧急上昇。あわてて腕をさすろうとするが触っただけでも痛がる。ただ慰めるだけの時間が過ぎていく。血圧さらに急上昇。痛みを訴え続ける家内。週末のためヘルプにきてくれている次女がいたのは救いだった。一時間以上経ってようやく痛みは沈静した模様。眠りのついてくれたのは夜中の二時を回っていた。
この痛みさえなければずっと楽なのに…。

秋バラも過ぎて 3

2007年12月04日 | バラ日記
今日は久しぶりの温かい日差しの一日でした。ウッドデッキからは澄んだ空気の向こうに大島、利島、新島が望めます。これからの寒い季節は空気が澄むので景色が良くなります。時には、大島、利島、新島、神津、御蔵、三宅、を望むことができます。八丈までは見えませんが…。
暖かい日はデッキでランチを楽しみます。小さなテーブルを出して、今日はサンドウィッチ・果物・コーヒー。
「あら、まだ咲いているバラがあるのね」「大きなお船が通ってるわ」あまり多くは喋りませんが、なんか幸せの時間が流れていきます。
今日は介護ヘルパーさんが初めていらっしゃる日。30歳代の若いヘルパーさんでした。あらかじめ書いておいた注意書きと運動メニューなどの打ち合わせの後、早速ヘルパーさんにお任せです。
久しぶりのフリーな二時間。もちろん庭に向かいます。下旬に届くER大苗の植え込み準備をしなくっちゃ。アブラハム・ダービー、ゴールデン・セレブレーション、エブリン、おなじみER名花のご指定場所は、南面さつきを植えてある一角。五株のさつきを移動させ、土を入れ替え、堆肥を鋤き込む作業で二時間はあっという間に。
「どうだった?ヘルパーさんと仲良く出来た?運動出来た?」矢継ぎ早の質問。幸い良好なコミュニケーションがとれたようです。とりあえずホッ。

では秋バラ第三弾です。花の写真は今回で最後。これからは冬の備えで忙しい季節になります。

グラン・モゴール(CL)
この娘は今年ジローガーデンでもっとも活躍したツルバラです。乳白色の品のよい色、剣弁高芯の美しい形、直径12㎝の大輪、何よりも甘いヘリオトロープに似た香り、そして花付の良さ。冬景色だというのに未だ花をつけています。


バレンシア(HT)とゴールドバニー(CL)
花数はめっきり少なくなりましたが、未だにジローガーデンの主役を競っております。この娘たちも活躍してくれました。南西角地で頑張っております。


ギー・ド・モーパッサン(FL)
この娘、オールドローズみたいでしょ。とてもモダンローズには見えません。しかも花付よく未だに元気一杯です。


ご存じ、オフェーリア(HT)
高貴なまでの乳白色剣弁高芯咲き、悩ましい香り、正真正銘の名花です。でも、ちょっと写真写りが悪かったなぁ。時季外れの撮影でごめんね。


オクラホマ(HT)とランデブー(HT)、
となりのパパメイヤンが揃えば紅花三人娘なのですが、パパメイヤンはご機嫌斜めでこの秋は花をつけてくれません。


アイスバーグ(FL)
南斜面でいつも花を切らさない孝行娘。誰もが愛するアイスバーグ、白雪姫です。ちょっとしょぼくれているピンク花は雨が降るとすぐにボールになっちゃう香粉連(Ch)です。


ローラ(HT)
東南コーナーで目立ちたがり屋の朱薔薇です。この娘、香りもGOODなんです。



もっと他の娘たちもご覧いただきたいのですが、この三ヶ月間、写真を撮る気が失せてしまい時期を逸してしまいました。来春の盛期をお楽しみに。
冬のバラは見るべきものも無いのですが、剪定やツルの誘引などの写真をご紹介していきます。








秋バラも過ぎて 2

2007年12月02日 | バラ日記
秋バラも過ぎて、名残り惜しい秋バラその2です。

バレンシア(HT)
春のバレンシアは径13㎝の大輪ですが、秋バラは一回り小さいのです。その分、花が美しいとか香りが良いとかいわれますが、やっぱり春のほうが迫力がありますね。なんかお隣のゴールドバニーと似たような感じになって咲いてます。


ニコル(FL)
ドイツ生まれのニコルちゃん、赤いフリルをいっぱいつけて、まるで砂糖菓子。


チャンピオン・オブ・ザ・ワールド(Hp:ハイブリッド・パーペチュアル)
この娘、ジローガーデン初登場です。南東角地のサラバン・フリートの隣で可憐な赤い小輪(恐らくベビーキャロルではないかと)を東の奥庭に移動して植えた春苗です。まだ未熟なんだけど秋にはしっかりと花をつけてくれました。来春が楽しみな娘です。


ストロベリーアイス(FL)
この娘は末が楽しみです。東側のバーゴラにしっかりと枝を伸ばし、FLだというのにCL顔負けの伸びの良さです。それに花付もいいし。香りが無いのが難。


ジュリア(HT)
ううむ…なんといったらいいのかなぁ…コーヒー色?濃ベージュ?
大輪で香りよく、その艶やかな姿に引き込まれる方が多いのです。



S様から頂戴した、あのフルーテイーなワイン(サンセール)で、今宵の我が家は賑やかでした。お酒を飲まない家内もこのワインだけは美味しいと言い、ワイングラスに軽めの一杯。拓郎節ではありませんが、久しぶりに、♪もう一杯如何なんて妙に色っぽいね♪でした。S様感謝!

「たまにはお仲間と飲んできてもいいのよ…」
カミサンからお許しが出ました。中旬あたりなら大丈夫そう。じゃ、早速ね。
22日(土曜日)か23日(日曜日)に、たけちゃん、Sさんと、伊豆高原ブログ忘年会の企画です。いつもご心配をおかけしている仲間に感謝の飲み会。「たつ野」を予定していますが、賑やかなほうが良いのでご都合つく方は是非。