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定年後の伊豆高原 バラと酒と音楽と

伊豆高原に終の棲家を建築し永住。カミサン、愛猫ジローとの伊豆での老後は如何に。薔薇・酒・音楽・日々の徒然。

美容院

2008年01月27日 | 定年後の徒然日記
今日は車椅子OKの美容院に行く。伊東の丘リハビリセンターの療法士の先生がウェブで車椅子OKの美容院を調べておいてくれたのだ。伊東駅からセイフー(今は駐車場?)方向へ歩いて5分程度のところ。昼前にお風呂に入って身支度完了。気に入った髪型の新聞の切り抜きを持参(ボブカットというのだそうだ)。動けない体でもしゃれっ気は大事だと思う。美容院に行きたいという家内の気持の変化が嬉しい。さて、どのように変身してくれるかな。惚れなおすに違いない。(オノロケでスミマセン)

染め毛とカットとブロウで2時間くらいかかるという。待っている間にちょっとお仕事と思いノート持参して正解だった。
「お待ちどう様でした、終わりましたよ」
「どれどれ…おっ、いいじゃない、見違えたよ、10才は若返ったね」
「はずかしいから、あんまり大きな声でいわないで…」

「せっかく綺麗になったんだから、このまま帰るんじゃもったいないね、ユニーでも寄って買い物でもしようか」
エレベータの中で「今日はうれしかったわ、白髪もなくなったし…」
車椅子でのショッピングもどうやら慣れてきたようだ。
今日はちょっと嬉しい日だったので、握り寿司と高級(といってもお安いのだけど)白ワインと生チーズを買ってお家で乾杯!


一周忌

2008年01月27日 | 定年後の徒然日記
母が逝ってから早一年となった。身内だけの法事を営もうと思ったが、母のお友達(おもに茶事仲間)にも声をかけた。上野の菩提寺に正午集合。老住職と若住職が念仏を唱えてくれる。菩提寺は浄土真宗なので南無阿弥陀仏。老住職から亡くなった母は死んで居なくなったのではなくお釈迦様の弟子として仏になって皆さんの生活に寄り添って下さっているのですという有難いお話をいただいた。

法事の後のお食事は上野池の端の亀屋一睡亭。上野の鰻といえば伊豆栄が有名だが最近味が落ちたとの噂。道路はさんだ対面にある亀屋の鰻は評判が良い。二階の座敷からは不忍池を見下ろせる。上野黒門で育ったジローは不忍池は遊び場だ。禁漁だが大きなコイを釣り上げ警備員に追っかけまわされた思い出がある。

高齢の父に代わって施主として挨拶することになったが、そのあとで献杯を父の音頭で・・・・、なんと私の挨拶の三倍くらいの長い挨拶をするではないか。中身はほとんど母へのおのろけであった。
新幹線で行ったので思う存分酒が飲める。久しぶりの親類との酒宴ですっかり酔っぱらい伊豆高原への帰途へ。熱海、伊東、伊豆高原、と、眠らないように注意しつつ無事ご帰還。お土産はもちろん鰻弁当。血糖値があがってしまうが、たまにはいいだろう。

家政婦さんに家内の介護をお願いしたが、信頼できる方で家内も安心出来たようだ。月に二回はどうしても東京や地方に行かなくてはならないから、そのつど家内の介護をお願いする家政婦さんへの信頼感は欠かせないが、馴染みの方を指名しても都合よく日程が合わないのが困る。


気がついたら熱川

2008年01月22日 | 定年後の徒然日記
今日はお仕事(リタイアしたのに…)で日帰り出張。
伊豆高原から熱海⇒東京⇒宇都宮と乗り継いで餃子の街へ。相方と待ち合わせ場所が新幹線宇都宮駅東口前の餃子の像。で、餃子の像を探すのだが…無い。駅前交番に飛び込んで「あのう…餃子の像ってどこですか?」
「餃子?あぁ、そこだよ」
「そこ?」
「うん、そこ…」
なんと、交番の斜め前数mのところに何やら石造が鎮座しているではないですか。石造といっても、高さ1.5mくらいの…。
「ん?これって…餃子???」
何度見ても「餃子?…そう言われれば餃子と見えなくもない…か」

お仕事終わって宇都宮から東京へ。東京駅ではもちろんお約束の「高級駅弁:懐石弁当」をお買い上げです。
お弁当抱えて「こだま」に乗車。熱海までの50分をノート広げて頼まれ原稿を執筆です。
熱海で乗り換え、伊東で乗り換え、家内とジロチャンお待ちの伊豆高原へ一目散。朝からおいでいただいている家政婦さんは17時までだから、家内一人で心細いだろうなあ。車内でビールなんてダメと自ら言い聞かせて、しょうがないから原稿の続きを…。それが大間違いのもとだった。
ノート広げてキーボードを叩いていると集中してしまうのです。執筆に乗りが出てくるともういけません。原稿は快調に進展するのですが周りが見えなくなります。周りの音も聞こえなくなります。

「伊豆アタガワ~~~」
「ん?んんん?」
「アタガワ~~~」
「た、大変だぁぁぁぁぁ!!!」

乗り過ごしです。以前は「気がついたら名古屋」だったから熱川ならまだましですが…。幸い、熱川下車と同時に上りの電車が来ましたからロス時間は20分程度ですみましたが、これでビールでも飲んでいたら下田まで行ってたかもです。

出張帰りの新幹線と伊豆急は、アルコール駄目!パソコン駄目!読書駄目!
老齢化現象の一つです。そのうち、失禁対策パンツを履かなくちゃならないかも。(新幹線のシートに置いてあった新聞広告をなぜか思い出してしまいました。)

剪定

2008年01月16日 | バラ日記
ツルバラの誘引がようやく一段落。そろそろ木立バラの剪定と寒肥を施します。
昨年末に細枝や不良枝を間引いて軽く仮剪定しておいたので、本剪定もラクチンです。とはいうものの教科書通りには行きません。
木立バラの冬剪定は、
①細い枝、枯れ枝、込み入った枝、不要枝を取り除く
②全体の高さの1/3程度の外芽の上1㎝位の部分をカット

ところが、ちょうど良い高さのところに外芽が都合よくあるとは限りません。ほとんどの場合、内向きだったり横向きだったりします。外芽を探すと、位置が高すぎたり低すぎたり…、で、やむなくエイヤッっと適当なところで鋏を入れちゃうのです。こんなもんで、まっ、いいか…

シャネル仮剪定の姿です。石灰硫黄合剤散布の飛沫がかかり葉が汚いなあ。


シャネル剪定後。すっきりしたけど、まだ三年生だからもう少しカットかなあ。


バレンシアの仮剪定です。


バレンシア剪定後です。主枝が太く成長しすぎちゃって鋏がはいらないよう。



ファーストラブ、この子も去年はすくすくと伸びたなあ。仮剪定だけど脊が高すぎて…。


ファーストラブ剪定後。かなり思い切ってカットしたんだけど未だ高すぎるでしょうか。


マダムバタフライ、ラベンダーピノキオ、エーデルワイズ、ファーストブラッシュなどの剪定後です。


丸二日かけて木立バラの剪定と寒肥を施しましたが、未だ残り二十株も…。後半になると疲れが出るのかいい加減になります。いい加減に剪定した子のほうが春にはよく咲いてくれたりします。

昨年入会した伊豆ガーデニングクラブ新人グループの新年会が花吹雪でありました。花吹雪は有名店だけどお初です。風情がある宿ですねえ。昼食3700円のコースはお値段なりでした。女性が喜ぶところかな。車だからお酒が飲めないのが残念。
午後からはオープンガーデン部会の会合です。
今年のオープンガーデンは20庭。もちろんジロー庭も参加です。
5月をお楽しみにね。

今日はこれからお風呂に入って午後には伊東丘のリハビリ施設へ。昨晩は家内、眠れないようで何度もトイレに。そのつどこちらも目を覚まし。。。睡眠不足です。




ツルバラ誘引 その2

2008年01月09日 | バラ日記
ツルバラの誘引 その2です。

西側アーチに隣接して新設した壁付バーゴラ。
誘引したのはマダム・ヴィオレット、紫の君です。大輪剣弁高芯咲きで存在感抜群ですが残念なことに香りはありません。バラ図鑑では四季咲き性があると書かれていますが去年は一季しか咲いてはくれませんでした。今年は新設バーゴラの主役なんだから夏から秋にも働かなくちゃダメよ。


南面にもバーゴラを新設。去年はバーゴラを二つ、枕木花壇を二つも新設してしまいヘソクリが大ピンチ。年金暮らしなんだからもう少し計算してつつましく暮らさなくちゃ後二十年も生きられない?(二十年も生きられるか??)
で、こちらの主役はもちろんポールス・ヒマラヤンムスク(R)です。小輪ですが満艦飾に咲くと滝のように流れる感じです。バーゴラの右側からはピエールが這い上がってきています。



杉の大木に絡むのはニュードーン
我が家のシンボルツリーは直径90センチの杉の木。去年までは痩せたツイッギーみたいなニュードーンが杉の大木にしがみついていたようでしたが、今年は成長したニュードーンが迫力で杉の木に絡みつきます。中輪ですが姿良く、剣弁高芯咲きの品の良い薄ピンクのバラ。一番目立つ存在かなぁ。


サラ・バン・フリートとゴールドバニー
サラちゃんはヘリオトロープに似た甘い香りで悩ましいバラ。フリルが美しく男を悩ます娘なんですが、この子の棘ときたら…これはもう凶器です。革のグローブも歯が立ちません。なんど棘に泣かせれたか…。しかも成長力抜群。となりのバニーちゃんも成長力抜群。ホームセンターで購入した木製トレリスで収まるはずがありません。バニーちゃんはトレリスに添わせて立てたオペリクスに絡ませたから何とかなったけど、サラは思い切ってバッサリカットせざるを得ませんでした。ミスマッチ…。


アンクル・ウヲルター
浴室下の一日中陽があたる特等席のトレリスにはアンクル・ウヲルターを誘引です。アンクルというと爺臭いですが赤い情熱的なフリルの娘です。もっとかわいい名前をつければいいのにね。今年は浴室の窓を覆うように赤いバラが咲くだろうな。憧れのシーンです。となりの羽衣も浴室の窓に忍び寄っています。


そうだ!まだ誘引が残ってたっけ。バフビューテイー、つるコンフィダンス、アリスターステラグレイ、コーネリア、ラベンダードリーム…
ふぅ…って溜息が出そうですが、誘引はバラ栽培の魅力の一つなんです。


家内、このところ夜の激痛が出ていません。少し痛くなるようですが激までにならないようです。この調子で春までいけたらなぁ。
相対して食事のとき、どうしても手が動かないからエプロンします。エプロンにご飯やおかずをこぼします。「みじめだわ…」「うん、判るよ、でもそんなこと気にすることないよ」「何も出来ない…人形みたいになっちゃって」「もし僕が脳梗塞とかで半身不随になっちゃったら、僕の介護をしてくれたかい?」「もちろん…」「だろ、たまたま運悪く君がそうなっちゃっただけだよ、君のせいじゃない、気にすることはないよ、それにリハビリを続けていけば必ず自分の手や足で生活できるようになるんだから」「本当に治るの?」「あたりまえじゃないか」

今日も通院のリハビリへ。待合で隣に座った若い男性。半身、というより体全体が曲がっちゃっています。聞けば事故とか病気とかではなく生まれつきだそうです。子供のころから御苦労続きだったでしょうね。何度泣いたことでしょうね。ご両親もさぞかし…。でも話してみると明るい!リハビリしないと動けなくなっちゃうからね、ハハハ、笑顔で会話が続きます。今年お父様を亡くされたようです。この青年に幸あれと願うばかりです。
お年寄りにも、身障者にも、介護対象者にも、もっともっと優しい社会にならなくちゃ。

ツルバラの誘引 その1

2008年01月07日 | バラ日記
毎年恒例のツルバラの誘引です。厳寒の一月に行うんですから大変なんです。伸びに伸びたツル、ガチガチに堅く太ったツル、もうこんがらがっちゃったツル、しかも殆どのツルバラは棘も強烈なんです。
皮手袋を付けて、剪定ばさみを腰にぶら下げて、梯子をかけて、で、最初に行うのがツルの留め紐をカットしてツルをほどいてあげること。
たとえばグランモゴールのツルをほどいたところ。なんとも情けない姿になっちゃいます。



グラハムトーマスとファイルフェンブロウとダンスドフェをほどいたところです。もうこんがらがっちゃって…。こんがらがったツルをほどいていると刺があちこちに…イテテ。


ピエール・ド・ロンサールのツルをほどいたところ。ガチガチに堅く太く成長しちゃってトレリスに収まりません。細枝、枯れ枝、三年枝などを容赦なくカットカットカット!


寒いし、棘は痛いし、堅い枝の剪定で指はこわばるし、足場が悪いのに脚立の上で作業ですから危険だし…
で、疲れるとすぐ本日の作業終了! 早速風呂にドブン、でビールをグビー、プファーたまりましぇ~ん。結果、高脂血症ね。

剪定が終わり、石灰硫黄合剤の散布(これも大変なんです)も終え、ようやくツルの再配置です。薔薇満開の姿を想像してイメージ通りに枝を配置してシュロ紐でとめていきます。慎重に慎重に…無理するとポッキ~ンですからね。
配置完了のグランモゴールとパパメイヤンです。どう?ゲイジツ的でしょ。


グラハムトーマスの誘引です。グラハムの成長は早いんです。


ファイルフェンブロウ(バーゴラ)とダンスドフェ(トレリス)の誘引です。


ピエール・ド・ロンサールの誘引です。小さなトレリスでは収まりません。となりのポールスヒマラヤンのバーゴラにも誘引しちゃいます。


ツルバラ誘引、続きます。





散策j

2008年01月06日 | 定年後の徒然日記
暖かな日差しに包まれる正月の伊豆高原。娘の介護で家内の気分もいい。で、今日も車いすで散策へ。
今日は海に行こうか。135号線は渋滞してるから、近くの城ヶ崎に行ってみようよ。吊橋のあたりは観光客でいっぱいだし…でも、車イスでも海の傍まで行ける海洋公園に行ってみよう。(駐車料500円、入場料一人500円はもったいないけど)でも、海洋公園の切符売り場で車いすの家内を見て、「障害者手帳はお持ちですか?」「いえ、手帳は持っていませんが介護3級なんです」「じゃ、お二人分だけで結構ですよ」 なるほど…ちょっと得した気分。
お金払っただけの景勝地ではあります。海洋公園の中での撮影です。

小島の海鵜を望遠でショット


逆光の磯


海洋公園から望む城ヶ崎灯台


そうだ、初詣にもいかなくちゃ…。で、神砥神社に行ってみたけど、参拝するには急な階段を上らないと。車いすで行けるスロープはありません。他に神社は?そうだ!池の里の神社なら人もいないし、確かスロープがあったような。
早速向かった池の里。神社(池の神社なのに「やまの神社」と名札が?)は人気がありませんし小さな社ですが立派な風格です。すぐ下まで車いすで行けたので代表してジローが階段を上りお賽銭を。カランカランを鳴らして、二礼二拍手一礼。家内と娘は階段の下で手を合わします。
来年のお正月には、階段を上がってお参り出来ますように。右半身の痛みがなくなりますように。


ついでに池の里の散策です。日本の原風景でしょ。



そうそう、昨日のさくらの里での散歩で珍しい真っ白な大型犬に会いました。それも三匹。なんでもスイス?の犬だとか。名前は聞いたけど忘れちゃいました。一匹で50キロ、三匹で150キロ。しかも室内で飼っているそうです。ジローの家でもジャーマンシェパードが居たんですが八年くらい前に12歳で亡くなりました。名前はジェフ。お墓はジローガーデンの東斜面にあります。


真白な犬の次は真っ白な富士山。さくらの里から見る富士は久しぶりです。やっぱり富士山はいいなあ。




新年 明けましておめでとうございます

2008年01月01日 | バラ日記


明けましておめでとうございます。
暖かな日差しに包まれる伊豆高原のジローからのご挨拶です。
旧年中は大変お世話になりました。本年も引き続きご厚情を賜りますようお願いを申しあげます。

一応、正月らしい膳を整え、まずはお仏壇にご挨拶。どうか家内の病気が快復しますように。右半身の硬直や痛みが取れますように。桜が咲くころには自分の足でさくらの里の散歩が出来ますように。
夫婦二人だけのお正月、お屠蘇で顔を赤らめます。静かなお正月です。三日には妹夫婦が父を連れて伊豆に来てくれるとの由、娘も帰国して正月を一緒に祝う予定です。久しぶりに賑やかなお正月になりそうです。
ジローも少々酔いが回りました。