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定年後の伊豆高原 バラと酒と音楽と

伊豆高原に終の棲家を建築し永住。カミサン、愛猫ジローとの伊豆での老後は如何に。薔薇・酒・音楽・日々の徒然。

ガーデンエリア H,I のご紹介

2007年02月23日 | バラ日記
エリアH,Iは南斜面の小道両端にあるロックガーデンです。この小道を歩きながら左右の薔薇を見つめるのが一番好きな時間。




H(南斜面・南つる棚)には、お馴染みのアイスバーグ(FL)、香粉連(Ch)、二コール(FL)、そして枝垂れランブラーのポールス・ヒマラヤンムスク(R)、一段下がった南つる棚には、極上の芳香の大輪グラン・モゴール(CL)、そして熟女の黒紅パパ・メイアン(CL)と役者が揃っている。


I(ウッドデッキ南・浴室下)には、何といってもウッドデッキ南端の杉の大木に絡ませたニュードン(CL)が目を引く。隣にはオールドローズのジャックカルチェ(P)、浴室下には、シャネル(FL)、羽衣(CL)、アンクル・ウォルター(CL)と名花揃いだ。五月の一斉開花が待ち遠しい。


ガーデンエリア F、G

2007年02月20日 | バラ日記

エリアFは西側芝斜面にある小さな花壇。杏色の貴婦人レデイー・ヒリンドン(T)、魅惑的な深紅の紅薔薇ジョセフィン・ブルース(HT)、白い花弁に薄紫のぼかしが入る名花シルバー・ライニング(HT)が、その魅力を自己主張する饗宴の場だ。

エリアGはウッドデッキ脇に設けられた小花壇。ここの薔薇達も個性あるものばかりだ。
乳白色の大輪マダムバタフライ(HT)、濃いローズピンク(ちょっと厚化粧かな)のファーストブラッシュ(HT)、可憐だが花付き多いエーデルワイス(FL)、そしてフロリバンダの代表選手ともいえる薄ピンクのラベンダー・ピノキオ(FL)。そして、この花壇にはチューリップが脇を固めている。ガーデン一等地の一つである。

小さな薬局が消えた。

2007年02月19日 | 定年後の徒然日記
桜並木を登った中ほどの、伊豆高原食品館の道路を挟んだ向こう側、薬局・不動産屋・居酒屋・リフォーム業者が並ぶ貸し店舗の一角があった。そこの薬局、先日、突然に店をたたんでしまった。国道沿いに出現した大規模ドラッグストアの影響なのだろうか。

実は私はその小さな薬局が好きではなかった。その理由は同じ薬でも最も高い価格で販売していたからだ。
薬や健康食品の類や化粧品などは、最も価格が安いのがインターネットの「楽天ショップ」、次に大規模ドラッグストアチェーン、最も価格が高く殿様商売をしているのが町の薬局であるからだ。しかもその小さな薬局は訳のわからないコピーを大書した模造紙を何枚もぶら下げ(曰く、子供が授かる・血糖値が下がる・痔が治る・高血圧が消える・頻尿が解消する・歩けない程の膝関節が復活・死ぬほど疲れた体が元気に・・・などを連想させるコピー)、健康に不安を持つ消費者の不安を増長させ、つらい話を聞き、共感し、慰めながら「高いけど一度お試しになったら?でも、効果が出てくるまでは続けないとね」と高い薬を売りつける、そういう店と思っていたのである。

しかしカミサンは、その小さな薬屋にしょっちゅう通い、その都度、何らかの薬や健康食品や訳のわからない薬風のものを購入してくる。
「あのね、薬や化粧品を買うなら同じ商品でも楽天で買ったほうが圧倒的に安いんだよ。何で今時定価販売のバカ高い薬屋で買うのさ」
「・・・」
何度も同じ質問をするが、カミサンはいつも「・・・」であった。そして薬屋が突然消えたとき、カミサンは非常に不安を感じたようだ。そしてこう言った。

「確かにあの薬局は値段は高いかも知れないけど、私の悩みを聞いてくれるし、馴染み客として温かく迎えてくれるし、少しの間だけど楽しい会話も出来たのよ。でも、大きなドラッグストアは安いかもしれないけど、機械的な応対だし、レジでお金を出すときに直ぐ出せないでモタモタしてると軽蔑したような目で見られるの。インターネットは確かに安いかもしれないけど、私はPCが出来ないからいつも貴方に買い物を頼むしかないわよね。自分で選ぶ楽しさが無いでしょ。体力に自信が無いし、会話も下手だし、人と接するだけで緊張して疲れちゃうし、自信がすっかり無くなってしまった私には、まどろっこしい話や同じ愚痴の繰り返しでも話を聞いてくれる店で買い物がしたかったのよ。」

そういうカミサンの気持は良く判っているつもりであったが、改めてそう言われると返す言葉が無かった。

ところで、その大規模ドラッグストアのすぐ隣で昔から営業しているM薬局もお客が激減しているようだ。
自由経済、市場経済、資本主義・・・消費者にとっては良い品を安く提供してくれるところは大歓迎であるが、それだけではないようだ。

薔薇の剪定

2007年02月15日 | バラ日記
薔薇の冬剪定は楽しみの一つだ。HT、オールドローズ、CLなどでそれぞれの剪定手法があるのだが、薔薇栽培初年兵としては何れも大した違いは無い。薔薇栽培の大先輩でいらっしゃる伊東・荻のY氏(御年七十○歳)は薔薇暦30数年の専門家であるが、氏に言わせると「もっとバッサリと切らなきゃ駄目」となるのだが、うぅむ・・・甘い剪定だなと剪定の未熟さを思い知る。その一例がこうだ。(オフェリアHT)

つまり、剪定位置が高すぎるという事。
しかも今年は暖冬異変。本来であれば3月上旬に動き出す芽が、節分間もない時期というのに早やぞろぞろと動き出しているのだ。

この分だと桜並木の満開も3月中旬に早まってしまうのではなかろうか。
そういえば東コーナーの薔薇の中で精彩を放っている沈丁花、早くも花が開きかけている。沈丁花特有の甘い香りを振りまきながら・・・うぅむ、一ヶ月は早いのじゃなかろうか・・・

温暖化がどんどん進むと、我が地球はいったいどういう事になるのだろうか・・・心配ではある。

エリアD,Eのご紹介

2007年02月13日 | バラ日記

エリアDの東コーナーはオールドローズのバフ・ビューテイー(HM)、アリスター・ステラグレイ(HM)がトレリスを奪い合っている。内側では濃厚な香りのオクラホマ(HT)、パパメイアン(HT)、新登場のランデブー(HT)、名前不詳の橙色バラの一角だ。




エリアEは、門を入って突き当たりの西壁際小花壇。ポリアンサなどミニ薔薇系で占められている。アンナマリ・モントラベル、ザ・フェアリー、オレンジモールスダック、セシルブルンネなどに加え、ツル薔薇系バレリーナが自己主張している。小輪ながら花つき良く大きく育つので春が楽しみだ。何れ、西壁を飾り立ててくれるだろう。



大室山の山焼き

2007年02月11日 | 定年後の徒然日記





ドドン! 朝9時、のろしの音が聞こえる。大室山山頂、お釜焼きの合図だ。
「おい、今日は山焼きだぞ、早く行かないと駐車場満杯になっちゃうぞ」
「山焼きって正午でしょ!今から行ってどうすんのよ」
「連休だし、天気はいいし、ドライブ日和だからワンサと押しかけるよ」
「じゃ、10時半に出発ね」
10時半に車をスタートさせるが、早や、桜並木は渋滞の様相だ。
「ほらみろ、いわんこっちゃない、池の方から廻ってみようか」
池のまではスイスイだったが、遠笠山道路手前で大渋滞・・・
「この調子じゃさくらの里まで1時間もかかっちゃうよ」
なんとか鳥居の前まで来る・・・「山道に入ってサクラの里管理小屋の手前に停めちゃおか」
この判断は大正解であった。管理小屋の前は絶好の撮影ポイント。登山禁止の札があるラインギリギリに陣取ってスタートを待つ。
「まだ正午まで40分もあるのね・・・」
と思う間もなく人人・・・カメラ、カメラ・・・
正午、ドドン、狼煙があがる。取材ヘリがブンブン廻っている。
着火!あっ、火がついたぁ!す、すごい!メラメラと・・・
あっという間に火が燃え盛る!こちらのほうまで火が追っかけてくる。
「おっ、おおお!火が・・・火が来るうううううううう!」
「あっ、熱い!熱いよおおおおお」

戦場のカメラマンの気分でファインダーを覗く。我ながらかっこいい。(だが、ちゃんと撮れているんだろうか・・・)

わずか20分位であったか・・・全山煙に包まれたかと思う間もなく鎮火・・・
祭りの後は黒こげだ。何となく虎刈りの様相の大室山となってしまった。

リハビリ散歩ルート

2007年02月09日 | 定年後の徒然日記
家内が順天堂大学付属静岡病院を退院したのが昨年の7月上旬。あれから半年が過ぎたが、すっかり毎日のリハビリ散歩が日常となった。場所は大室山麓のさくらの里。伊豆高原ご紹介の定番の一つだが、リハビリにはもってこいである。無料駐車場に車を置き、左手の階段から上がる。ゆっくりと「イチニ。イチニ」と声を出しながらゆっくりと登る。階段八合目あたりの踊り場で膝回しの運動。最後の数段を腿上げを意識して上りきる。東屋の横を抜けてトイレの脇を通り右にゆるい坂を下る。この辺の雰囲気が好きだ。洞窟を左廻りに昇り勾配。大室山裾の小道をまっすぐに歩いて終点を右折。桜資料館(何枚かの桜の写真があるだけだが)を通っていつもの石ベンチでコーヒーブレイク。コーヒーを飲み干し、足上げ体操をしたら、石の舞台(床が陥没していたがようやく修理された)から下のトイレを抜けて公園入り口へと抜けて本日の散歩は終了となる。
昨年夏頃は一週するのに90分くらいを要したが、今ではコーヒーブレイクを入れても40分程度で廻れるようになった。
まだまだ普通の歩行スピードには至らないが、こうして毎日、夫婦が手をつないで散歩が出来る事に幸せを感じる。
昨秋から咲いている十月桜は未だ散らない。寒サクラは既に五分咲きだ。今年のソメイヨシノはこの分だと三月中には開花してしまうのではなかろうか。
デジカメ初心者のスナップです。




エリアB、C、(南西コーナー)

2007年02月09日 | バラ日記
Bブロックは南西角地、Cブロックは南道路際のエリアです。
Bブロックには、グラハム・スチール(ER)、名前不明(Ch白)、サラ・ヴァン・フリート (HM)、名前不明(Ch赤)、バレンシア(HT)、ゴールド・バニー(CL) 、アルバータイン(R)
Cブロックには、フレンチ・レース(FL)、マ・パーキンス(FL)、ギー・ドゥー・モーパッサン(FL)と賑やかです。
グラハムスチールは「グラハムトーマス」の間違いでは無いかと思うのですが、購入時の名札がそうなっておりました。グラハム、バレンシア、ゴールドバニーと黄色三兄弟が互いに主張して譲りません。
もっともお気に入りはサラ・バンフリート(HM)、フリルのようなピンクの中輪でムスクの香がたまりません。なんというか・・・例えていうならパパメイアンやオクラホマは濃厚で怪しい熟女の香り・・・サラの香りは甘く、うっとりするような洗練されたレディーの香りとでも申しましょうか。
名無しのごんベーが二株ありますが、赤紅の可憐な花をつけるChもお気に入りの一つです。






アーチ、エリアAのご紹介

2007年02月08日 | バラ日記


最初のエリア紹介は、門周りのアーチとエリアAです。
門の幅は2.8m。これにかぶせるアーチが見つからず、やむなくオーダーとなりました。(オーダーとなると少々お高くつきます)
幅2.8m、高さ2.3m、シンプルなデザインとしました。
アーチ用に育てておいた「ダンス・ド・フェ CL赤」は花付きが今一だったので東側のバーゴラエリアに移植。新規に「アンジェラ 四季咲き性CL ピンク」を植えました。未だ苗のレベルですから二年後あたりが見どころかと。
植付三年目のオフェリア(HT)、レデイーヒリンドン(T)、プリンセスマーガレット(HT)、可愛いルイフィリップ(Ch)、それに何といってもツル薔薇のマダムビオレット(CL)が見所です。
ツル棚は自慢の手作り木製トレリスです。後程紹介しましょう。


ジローのローズガーデンをスタート

2007年02月08日 | バラ日記
終の棲家、伊豆高原の家のアピールポイントは薔薇。
主人はせっせとガーデニングに精を出しておりますが、この庭の主はいうまでもなくジロー猫です。
「薔薇の近くに糞するな!」「敷きワラの上で寝るなぁ!」と叱られておりますが、ワラの上は何とも気持がいいものでつい・・・
それでは順を追って「ジローのローズガーデン」を紹介していきましょう。
もっとも今は厳寒期。肝心の薔薇は冬剪定を終えて丸裸。真冬のローズガーデンは何とも寂しい限りです。
薔薇の株数は現在63株です。ガーデンをAからKにエリア分けしましたので、順次ご案内していきます。
第一弾はローズガーデンの配置図です。