読書録「名古屋の本」2
著者 中澤天童
出版 PHP文庫
P3より引用
“つまり、このように東京を原点とした絶対的な価値観を持って
名古屋を見ようとするところに間違いがある。”
目次から抜粋引用
“人呼んでナゴヤニアン
見たか!天下の名古屋自慢
ういろうときしめんはなぜ名古屋名物になったのか
伊勢神宮の謎”
名古屋出身の作家による、タイトル通り名古屋について書かれ
た一冊。過去に他社から刊行された「相対性名古屋理論」の加筆
改題版。
名古屋人の買い物についてからグルメ案内まで、名古屋を楽し
む情報満載の一冊です。
上記の引用は、冒頭の相対性名古屋理論内の一文。
何でも自分や自分の周りだけが中心だと思うのは、間違いなのか
もしれません。しかし、シッカリとした中心が出来上がっていて
こそ、他の場所や角度から自分のいる一を見ることも出来るとも
言える気がします。
名古屋づくしかと思っていましたが、近所の静岡や三重のこと
も紹介されているので、地元の人は読んでいて楽しい一冊だと思
います。
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