とめどもないことをつらつらと

日々の雑感などを書いて行こうと思います。
草稿に近く、人に読まれる事を前提としていません。
引用OKす。

とある大企業傘下の三階層目の会社の話し

2018-06-09 07:54:54 | 会社での出来事
散文。とある大企業傘下の三階層目の会社の話し。

私は日本の大企業グループの中の一端の小さな会社に勤めた。
(尚、全員そのグループに属した仕事をしていたものの、厳密には会社間における資本提携は元々なく、更に今は他社への買収を経た関係で、その会社グループから足が抜けかかっている)。

私はこの会社に関わった中で、三度騙されている。
一つは入社時説明の時の説明と実態が異なっていて、明らかに説明不足であったことだ。
これは創業者のFさんが悪く、騙していることを半分分かってやっていたものと思われる。
最初は全然説明と違うことに「あれっ? 説明を受けた内容と違う」と違和感を覚えながらも仕事をやる。
半年ほど仕事をして「あれっ? これってそもそも仕事は・・・」と仕事の大枠の内容と、自分の置かれた立場に違和感が出てくる。

一つは二階層目の会社の怠惰によって、私が全く評価を受けなかったことである。

そして最後の一つは、一階層目の会社と二階層目の会社の都合によって、三階層目の会社にいる私が長時間残業をすることになり、そしてそれを100時間超えてやると「たくさん働いたからノルマ(一階層目の会社が二階層目の会社と何人月でいくら払うという契約のこと)は達成できたんだが、100時間を超えると労働の方で問題があるから、100時間を超えないようにつけてくれないか」と言う労働面で違法性のある指示を受けたことだ。

これらの要素は、総合した形で私の人生を破壊した。
入社時の社長であったFさんは、会社自体を全く関係のない他社へ売却し、これまで安月給でなんとか手を取り合って頑張ってきた社員たちを裏切った。この会社は相場観に比べて給与が安かったので、元々離職者は多かったのだが、精神的なつながりが完全に切れたことにより、買収を後に大量の離職者を出すことになる(できれば離職者の数字化、グラフ化をしたい)。


とある対談本のP17に、一階層目の会社をして次のように記載されていた。

「およそ社員に主体性のない会社」、「社員は意思と言うものを剥ぎ取られていたのではないか」。

P18では次のような感じだ。

「社長などトップは何をしているのだと。問題をすべて技術者に責任転嫁した。」「体質などを詳しくは知りませんでしたが、でも就活する学生の中での噂話はありました。(中略)人気企業ではあったんですが、長時間労働がまかり通っていて、個が型に嵌められるという企業イメージがありました。」と書かれている。その通りだ。

例えば、単位はここでは書けないが、通常であれば0.3の見積もりでしか通らない案件の内、どうやっても0.7~0.9になる案件が出てきて、どうしましょうかと主任のIさんに伺いを建てると、「関係ないテストをやっているだろう。ここを削ればいいんじゃないか」と言われる(2007年11月)。そして2008年1月にそれをリリースして落ちた時、どこで落ちたのか、と原因を探ると、削ったテストの部分であることが分かったが、その時、「なぜを5回繰り返す」と言う原因究明の方法で得られた結論としては、「作業者が工数に無いところも気を遣ってテストしていれば防げた」と言う形になった。
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