とめどもないことをつらつらと

日々の雑感などを書いて行こうと思います。
草稿に近く、人に読まれる事を前提としていません。
引用OKす。

パクりパクられの世界

2024-06-19 22:45:51 | 映像作品
まあ言うてその昔日本もよくやっていたようなのですが(後述)、まずは海外でのパクリから。

まあ言うて全部見てないのですが書く。



と言うことで一旦簡単にまとめると、

香港→単なるジャッキー映画
 (孟波は権利が正統ではない実写化であるがまだ愛がある)
韓国→単なる韓流ドラマ
フランス→完全なる原作愛

と言う感じなのだが、ちょっと分類分けしたい。

①名前だけ借りパクして内容全然違うパターンと、
②名前は違うが、内容丸パクリのパターンと、
③権利系は全部クリアして原作愛120点で作る正統パターン
の3つに分かれるように思う。

言わずもがなフランス版は③だが、香港と韓国のは「元々作りたかった映像作品」に、ヒット要素を上乗せするために名前だけ冠につけたもの。

なので、韓国版シティーハンターの反応はこの観点からはちょっと違う感じになる。
動画での反応の多くは「韓国版シティーハンター作るって言ったけれども、普通の韓流やんけ」と言う感じなのだが、もうちょっとニュアンスを分析すると「韓国国内の文化なりにシティーハンターを作ろうとしたのだろうけれども、結果全然別のところに着地していた」と言うものになる。

だが、私なりの考えで言えば、「韓国版シティーハンターをブレイクダウンして作ったのがあれではなくて、元々それとは全く別に韓流の映像作品を作っていたが、金を稼ぐために過去にヒットしていた有名作品の冠名を権利を買い上げて利用したもの」になる。
改めて書くと、シティーハンターをトップダウンからブレイクダウンして実装したらああなったのではなく、元々シティーハンターとは全く別個の別作品として存在していたものを売り出すために過去の有名作品の権利系を買い上げて最後の調味料のひとつまみにした、と言うのが正しそう。ジャッキーの件もそれ。

いわば、独自にキムチチゲ屋をやっていたが、もっと売り出すために蕎麦屋の有名店の看板だけ権利系に話をつけた上でつけかえて売り出した(出している食事はその有名店系列の蕎麦ではなくて相変わらず出しているのはキムチチゲ)。

と言うことでああだこうだ言いましたが、まあ日本も昔やってたっぽいんですよね。

スターウォーズ→宇宙からのメッセージ(権利系に話をつけておらず完全なる劣化パクリ)
カラマーゾフの兄弟 ドストエフスキー(1879)→ポール・ケーラス カルマ(1894)→蜘蛛の糸 芥川龍之介(1918)

他、フォーマットをぱくった:
・番長漫画
・テニス漫画(昭和)
・ポケモン→デジモン

そう言えば特撮系は日本以外の国へとフォーマットがパクられないんだよね。
(あったとしてもメインストリームに乗っからない)。
これはなんでだろう? 
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