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葬式と人格 - とめどもないことをつらつらと
https://blog.goo.ne.jp/booter/e/f9bb28d5c17fa87f9ca406139cc4032a
某年某月某日、グループ会社のKさんが40前半という若さで突然亡くなってしまった。性格は快活で人望も厚く、皆に慕われていた。週末は元気だったのに、週明けに職場に顔を出さないので、様子を見に行ったら吐血して倒れていたという。具体的な死因についての情報はついに知らされなかった。社葬をするというので取り急ぎのお金を持って会場に向かう。すると100人以上はいるだろう仕事関係と見られる人間でホールが埋められていた。全てKさんの為に来ているという。私がこの会場で知り合いの女性を見かけた。話しかける。この女性はKさんと数年来の付き合いなので、思う所人一倍だろう。彼女は私と話している時に思わず涙ぐむ。この涙は本物だ。私は涙が出そうになるのをこらえてそのまま気丈に話す。
(中略)
そして親会社に当たる会社に勤めるFさんは、葬儀の前日のエピソードがある。
それまで私とFさんは会話をした事が無かったが、訃報のあと、たまたま帰るタイミングが一緒になり、短い道中少し話し込んだ。私が「何で死んじゃったんでしょうね」とうつむいて言った。Fさんは鼻で一回笑ったあと「仕事のし過ぎなんじゃねーの」と言った。ちなみにこれがFさんと私が喋った最初の会話だ。その場は何事も無く一緒の道中まで過ごして、その後分かれたが、私の中に腑に落ちないものが残った。人の死は鼻で笑っていいのか?
Fさんと私は同い年だが、私は以後、Fさんとの会話で敬語を崩していない。Fさんはその理由に気づいているだろうか。
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このFさんを今更に思い出して腹が立った。
人の死は鼻で笑っていいものではない。
葬式と人格 - とめどもないことをつらつらと
https://blog.goo.ne.jp/booter/e/f9bb28d5c17fa87f9ca406139cc4032a
某年某月某日、グループ会社のKさんが40前半という若さで突然亡くなってしまった。性格は快活で人望も厚く、皆に慕われていた。週末は元気だったのに、週明けに職場に顔を出さないので、様子を見に行ったら吐血して倒れていたという。具体的な死因についての情報はついに知らされなかった。社葬をするというので取り急ぎのお金を持って会場に向かう。すると100人以上はいるだろう仕事関係と見られる人間でホールが埋められていた。全てKさんの為に来ているという。私がこの会場で知り合いの女性を見かけた。話しかける。この女性はKさんと数年来の付き合いなので、思う所人一倍だろう。彼女は私と話している時に思わず涙ぐむ。この涙は本物だ。私は涙が出そうになるのをこらえてそのまま気丈に話す。
(中略)
そして親会社に当たる会社に勤めるFさんは、葬儀の前日のエピソードがある。
それまで私とFさんは会話をした事が無かったが、訃報のあと、たまたま帰るタイミングが一緒になり、短い道中少し話し込んだ。私が「何で死んじゃったんでしょうね」とうつむいて言った。Fさんは鼻で一回笑ったあと「仕事のし過ぎなんじゃねーの」と言った。ちなみにこれがFさんと私が喋った最初の会話だ。その場は何事も無く一緒の道中まで過ごして、その後分かれたが、私の中に腑に落ちないものが残った。人の死は鼻で笑っていいのか?
Fさんと私は同い年だが、私は以後、Fさんとの会話で敬語を崩していない。Fさんはその理由に気づいているだろうか。
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このFさんを今更に思い出して腹が立った。
人の死は鼻で笑っていいものではない。
「明日は我が身」と思っていても辞められない自分を
皆が皆、定年前の死を意識して働いていると言う。
うーん、私にしてからもそうかもしれませんね。
未だに不思議なのが、なぜあの会社の人々で、課長職以上の人が死んだり、あるいは障害を持ったり、あるいは病気になっていないのか不思議なんですよ。
ちなみに私はその時言葉がしゃべれなくなりましたが(今は徐々に回復)、うーん、なんでみんな障害負ってないんだ? 死んでないんだ? と凄い不思議なんですよね。
ひょっとしてみんな手を抜いているんでしょうか。