いくつか。長いが書く。
記事の内容と相反することを最初に書きますが、私は電通の人があまり悪だとは思えないんですよ。
仕事に真摯で全力を出すというのは間違いではないし、それは否定されてはならない。
ただ、個人の人生を毀損するような形の仕事をしてはならないし、させてもならないとも思っています。
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電通過労自殺 10代から30代、死因の1位は「未だ自殺」
2017.01.21 18:33
https://abematimes.com/posts/1917379
1月20日、電通で働いていた高橋まつりさんが2015年に過労自殺した事件について、電通と遺族側が合意書に調印し、母親の幸美さんが会見を開いた。合意書には慰謝料等解決金を支払うことや再発防止策の実施状況などについて、毎年12月に遺族側に報告することが盛り込まれている。
そして同日、厚生労働省は2016年の自殺者数の統計を発表した。
2016年1年間に自殺で亡くなった人は2万1764人と7年連続で減少しており、減少率は統計を始めてから最大となった。自殺で亡くなった人が最も多かったのは2003年の3万4427人で、景気の悪化が要因の1つとも言われている。その後は減少傾向にあり、今回22年ぶりに2万2000人を下回った。
しかしそんな中、仕事に関する問題で自殺した50代の男女は増えており、若い世代の自殺率も減少してはいるが、10代から30代の死因の1位は未だ自殺となっている。
自殺対策に取り組むNPO法人ライフリンク代表の清水康之氏は、自殺者の減少傾向の要因について2006年に成立した自殺対策基本法を挙げ「これに基づいて、国のみならず社会をあげて自殺対策が進み始めた。自殺対策が社会全体に広がってきて、結果として自殺に追い込まれていたような人たちが自殺ではなく生きる道を選べるようになってきた」と説明した。
一方で「亡くなった人が生き返ってこない限り、本質的な意味では減ったことにはならない。2万2000人を下回ったとしても、1日平均約60人が毎日亡くなり続けているということなので、これは非常事態が今もなお続いているという、そういう認識をしっかり持つ必要がある」と指摘した。
さらに清水氏は、自殺の原因や動機に関して「平均すると1人4つ要因を抱えて亡くなっていることが調査の結果分かってきている。それは失業者や労働者など、属性によって抱え込みがちな問題の組み合わせは異なっているが、平均すると4つくらい問題を抱えている。決して単純な理由で亡くなるわけではない」と説明した。
日本財団の資料によると自殺未遂をした人の理由は健康問題が多いという。これについても清水氏は「結局、健康問題になる。過労や借金で困っているといったときに、最初は物理的な問題だが、次第に精神的に追い込まれていったり、あるいはその中で食事が取れなくなったりして最終的に健康問題になる」と、その過程を説明。「健康問題が多いというのは当然であって、むしろその背景にどういった問題が潜んでいるのかということに注目する必要がある」と、その裏に隠れた問題を指摘した。
こうした現状の中で、どうすれば自殺を防ぐことができるのか。
全国およそ4万人に行った大規模な自殺意識調査によると、4人に1人が本気で「自殺したい」と考え、5人に1人が身近な人を自殺で亡くしていた。そのうち、恋人を亡くしてしまった人の場合、4割近くが後を追い、自殺未遂したというデータもある。
調査を行なった日本財団は、
ポジティブ思考になること
自分の居場所を持つこと
自分のことをわかってくれると思える人がいること
と、自殺を防ぐ3つのポイントを紹介した。
また、自殺防止の1つの取り組みとしてさまざまな鉄道会社が駅に青色のLED照明を設置している。青色の光は人の気持ちを落ち着かせる効果があるとされ、設置していない駅と比べて自殺率が平均84%も減少したそうだ。
清水氏は最後に「まずこの問題についてしっかりと向き合う、そこからしか物事は始まっていかないと思うので、その事実と向き合いながらそれぞれやれることをやっていくことだ」と語り、「亡くなった方たちから最大限、何をすべきか、どういう支援が必要か、あるいはどういう問題を取り除いていけばいいのかということを学んで、それを私たちの社会にちゃんと還元していくことだ」と話した。
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日本財団のコメントから抜き出すと、
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調査を行なった日本財団は、
ポジティブ思考になること
自分の居場所を持つこと
自分のことをわかってくれると思える人がいること
と、自殺を防ぐ3つのポイントを紹介した。
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になるが、それができないから自殺するんやで、ということになる。主体的には、「ポジティブな要因あらへんかな~」と、自分の手持ち札のカードを複数見渡せるか、あるいはそういうカードを手持ち札として仕入れるかしなければいけないのだけれども、もうその人には切れるカードが数枚しか残っておらず、それで何とかしなきゃという考えがあるから行き詰る。本人はもうどうしようもないから、社会側で手持ち札を増やすような情報を与えればよい。
あと日本人は、「生まれてから死ぬまでの安泰な生活」を夢見ている。だから本質的にはあまり意味のない受験競争に明け暮れたり、一流企業に入ろうとする。自分がそうしたいのと、それ以上に、養っている家族にそうさせたいからだ。
そのゲームを安泰にやりたければ、日本人は別に大きな役は狙わない。小さい当たりを狙って手持ち札をコツコツ運用して行く。
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【コメント全文】「謝罪などを受け電通側と合意」高橋まつりさんの母親が会見
2017.01.20 18:15
https://abematimes.com/posts/1914096
20日、過労のため自殺した電通の新入社員・高橋まつりさん(当時24)の母・幸美さんが会見を開き、謝罪などを受け電通側と合意したことを明らかにした。
東京労働局は昨年12月28日、社員に違法な長時間労働をさせていたとして、労働基準法違反の疑いで電通と高橋さんの上司だった幹部1人を書類送検。石井直社長も責任を取って辞任する意向を表明していた。
きのう電通は臨時の取締役会を開き、石井直社長の後任に、常務執行役員の山本敏博氏を昇格させることなどを含む人事を決定、役員やまつりさんの元上司らの処分を行ったことを明らかにした。
幸美さんは昨年以来、電通側と話し合いを重ね、きょう午後、謝罪や再発防止策の検討・実行の約束などからなる合意書が調印されたことを受けて、会見を開いた。幸美さんが合意にあたって発表したコメント、石井社長と話したという内容は以下の通り。
会社と合意書調印にあたって
高橋幸美
2017年1月20日
本日、会社(電通)との合意書調印に踏み切りました。
調印を決意した理由は、
娘が業務により亡くなったことについて、会社が責任を認め、謝罪したこと、
電通の社風・過重労働の象徴であった鬼十則を、会社が社員手帳から削除したこと、
娘が死ぬほど辛かった、死の原因となった深夜残業・休日出勤について、会社側はこれまで私的情報収集・自己啓発などと扱い業務として認めていなかったが、会社は、これを改め、サービス残業をなくすことを約束したこと、
会社が、深夜残業の原則禁止など、改革をすでに始めていること、
会社が、パワハラ防止のために全力を尽くすことを約束したこと、
会社が、業務の改善と改革の実施状況の報告を、今後、遺族側に定期的に行うことを約束したこと、
業務の改善と改革に向けて、役員・管理職が研修会を行い、遺族側の話を直接聞く場を儲けることを約束したこと、
などです。
石井社長が昨年末に辞任の発表をされましたが、社長交代・役員交代が行われたとしても、二度と同じ悲劇を繰り返さないように、改革に向かってほしいと思います。
以上、会社との合意には至りましたが、会社側がどんなに謝罪を述べたとしても、再発防止を約束したとしても、娘は二度と生きて帰ってくることはありません。
しかし、まつりが今でも東京のどこかで元気に暮らしているような気がしてなりません。
テレビに映る娘の姿を見る度に「ああ、まつりは本当に死んでしまったんだなぁ。。。」と茫然とします。
まつりに会いたい。
まつりを抱きしめたい。
でも二度と叶うことはないのです。
娘を失った悲しみが癒えることは決してありません。
しかし、娘の尊厳んを守るためにした労災認定の発表で、娘は労働問題のシンボルになり、日本中の働く人に大きな波紋を投げかけることになりました。
娘や、これまで過労で亡くなった多くの人たちの志を無駄にしないためにも、日本に影響力のある電通が改革を実現してほしいと思います。
深夜残業禁止令を出しても、業務量や人員の調整・コントロールをしないと、時間規制は実現できません。業務量などの現状を改革していくことに対しては、企業の中に反対する人もいるでしょうが、強い決意をもって改革を実行していただきたいと思います。
政府には、「働き方改革」についての真剣な議論によって、36協定延長時間の上限規制、サービス残業に対する罰則を含む規制の強化、サービス残業を助長するような固定残業制の禁止、勤務間インターバル制度の導入など、働く人を守るために法律改正をしてほしいと強く希望します。
最後になりましたが、私どもを励まし、支援してくださったすべての方々に心より感謝いたします。
以上
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すまんな。
お母ちゃんの気持ちも分かるし、もしかしたら自分たちみんながまつりさんの立場になったかもしれん。
今回社会問題として取り上げられたのは、東大卒で、若い女性で、電通だから、という理由だったように思える。
そしてその条件に該当しない男どもが10人自殺しても世間ではうんともすんとも言わなかった。
これが契機になって労働問題の改善が図られればとは思うものの、しかし社会上にあってはならなかったターニングポイントでもあった。
なぜその手前で防ぐことができなかったのか。
答えは一つである。人間の人生を破壊たらしめる労働状況を、今の企業と日本社会は暗黙の内に是認しており、そして今でもそうであるからである。
「なんで辞めなかったんだよ、自由だろ」という意見もあろうが、そこに追い詰めるまでの仕事を強制するのが企業としての当然であり、人生を破壊するほどのモラルが通底していて、尚且つそれに従わせ、そして従うというのが今の企業文化であったのであった。
再掲だが載せてみよう。
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133 :名無しさん@1周年:2016/11/09(水) 19:41:09.85 ID:jYT7y/nD0
電通営業マン宴会芸の難易度ランキングです。
皆さんどこまでできますか
神 ウンコ食べる
十段 公開脱糞、
九段 公開オナニー、、アナルセックス(女ならマンコでバナナ切り、「産卵」、人間燭台)
八段 路上で全裸全力疾走、ラップなしフェラ、全裸で擬似SM(女なら路上で全裸全力疾走、わかめ酒、女体盛り)
七段 ケツで生け花、きゅうり、花火挿入、ラップ有りフェラ、女の頭にちょんまげ(女なら野球拳で全裸になる、公開フェラ)
六段 陰毛ファイヤー、男同士でディープキス、エリマキトカゲ、ケツにプリッツ挿入(女なら野球拳でパンツ一枚まで)
五段 マジックで体に名前書いてお盆使わず裸踊り、路上でセミ、ちょんまげ(女ならトップレスでだっちゅーの、男と公開ディープキス)
四段 革靴でビールイッキ飲み
三段 取引先の前でお盆使って裸踊り、ウォッシュレット(女ならバニーガールのコスプレやレオタードで踊る、非公開売春、野球拳で下着まで)
二段 ポッキーゲーム、女装、コマネチ、Tバック(女ならポッキーゲーム、擬似フェラ、異性とチークダンス)
初段 土下座、ピッチャーでビール一気
語句解説
人間燭台・・・全裸でまんぐりがえしの体勢になってアナルに燭台を置き蝋燭に火を灯す。
産卵・・・マンコにウズラの卵を挿入して排出する宴会芸。
わかめ酒・・・マンコに酒を垂らして男に飲ませる。陰毛がわかめに見えるからこうなづけられた。
エリマキトカゲ・・・全裸になって玉袋を掴んで引き伸ばし、「エリマキトカゲ、エリマキトカゲ♪」
と愛らしくがに股で宴会場を走り回る芸。
ウォッシュレット・・・仰向けに横たわり口に含んだ水を全裸になった男の肛門に噴出する芸。
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男がやるのはいいけれど、女性はあかんでしょ。
あとシラフの時に見ると全然おもろないなこれ。
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電通、靴でビール飲み強制…「社員過労死」文化は20年以上前から、東京五輪の発注停止すべき
http://biz-journal.jp/2016/11/post_17123.html
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それと過労問題は報道業界でも囁かれている。
若手の時に激務をこなして、潰れかかっている時にデスクになる。
なので海外では当然のようにやっているミドルターンシップがその時にできない、という問題をNHK元職員が嘆いておりました。
人は石垣、人は城。人を大事にしない国家や組織は、その城郭や体制が滅びる。
まあ石垣の石が、次から次への補充される時代であればそれで問題なかったのだとは思うのですが、しかしそこには本質的、致命的な問題が内在していたということも反省すべきなのではないのでしょうか。
そして少子化で人材難を迎える日本の今の現状を考えると、人と言うものは消耗品ではなく、育てていくべき希少材なのではないのかな、とも思います。
それこそが企業にあるべき人と人との主従関係ではないのか、と。
殿様が家来に死んで来いといわれて、大義名分も、その後の名も残してもらえなければ、そら家来も従いませんわ。