<
http://www.afpbb.com/articles/-/3003893
イスラム武装組織、「天安門広場の車突入は聖戦」 追加攻撃も予告
【11月24日 AFP】トルキスタン・イスラム党(Turkistan Islamic Party、TIP)を名乗るイスラム武装組織がインターネットでビデオ声明を公開し、先月28日に北京(Beijing)の天安門(Tiananmen)広場で起きた自動車突入炎上事件は「聖戦」だと明言するとともに、今後の新たな攻撃を予告した。米民間情報機関SITE インテリジェンス・グループ(SITE Intelligence Group)が明らかにした。
SITEによると、8分間のビデオ声明には、TIPの指導者アブドラ・マンスール(Abdullah Mansour)氏が顔をぼかして登場し、北京の事件を実行したのは「ムジャヒディン(イスラム聖戦士)」だったなどとウイグル語で述べるとともに、天安門広場に面し、中国共産党(Communist Party)の会議などが開かれる人民大会堂(Great Hall of the People)をウイグル人の戦士が標的にしていると警告した。
事件ではガソリンが入った缶を積んだ車が天安門に突入し、車に乗っていた3人と巻き添えになった2人が死亡し、さらに40人が負傷した。警察は、車に乗っていた3人は新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)のウイグル人だったとしている。
今回のビデオ声明にはっきりとした犯行声明が含まれていたかどうかは明らかになっていない。中国の国営メディアはビデオ声明について報じていない。
一部の治安専門家は、TIPは中国や米国がテロ組織に指定している「東トルキスタン・イスラム運動(East Turkistan Islamic Movement、ETIM)」の親組織だとしているものの、TIPとETIMは同一の組織だという見方もある。
中国の治安当局幹部は、天安門広場の自動車突入炎上事件の背後にETIMがいたという見方を示している。(c)AFP
>
さて、ここで四方八方にケンカを売ってきたツケが一気に回ってきた。
中国側から見れば世界の領土は中華から遠いだけなのであって、その他は潜在的自国領とみなすのだから、中国が他国を侵略していない、という中国側の意見は中国から見れば正しいが、中国以外から見ると正しくない。
ロシアとは1969年に勃発した激烈な中ソ国境紛争より旧ソの後継国であるロシアは中国に不信感がある。
ベトナムとは1979年に発生した苛烈な中越戦争により、中国に対して不信感がある。
タイも中華系に不信感があるらしい。
私はタイ映画「トム・ヤム・クン!」がまだ未鑑賞であるが、この映画に中国批判が詰まっているとのことだ。
シンガポールも華人が上層部を握っている為、政治的決定は中華思想的となるが、しかしその下のマレー系は不満が鬱積している。
台湾も言わずもがな。どちらかというと現在の台湾は大陸寄りで、経済的に相互依存しているので戦争は起きないという見方も以前強いが、やはり共産党政権下の不信感は根強い。
香港は現在共産党政権下であるが、1997年のイギリスから中国への返還前に発生した移民ブームは、その当時香港人が共産党に対し、どう思っていたかが分かる。
ウイグル・東トルキスタン・南モンゴル・チベットの侵略、進出は報道を抑えている為、日本に知られることは無い。だが、彼らの不満はデモと暴動によって現れている。
日本。実は横浜で中国人の集団が、2008年6月8日に大規模な「反共デモ」をやったことはあまり知られていない。警察が先導していたので申請済みの正式なデモであったと思われる。
そして日本の現政権では、麻生太郎元首相の自由と繁栄の弧に続くセキュリティー・ダイヤモンド構想で中国を包囲しようとしている。
実は中国崩壊というのは13年前の2000年に既に予測されていたが、なかなか崩壊しなかった、というのが実情だ。ここに来て情勢が変化しつつある。
どうなる、中国。
どうなる、世界。
http://www.afpbb.com/articles/-/3003893
イスラム武装組織、「天安門広場の車突入は聖戦」 追加攻撃も予告
【11月24日 AFP】トルキスタン・イスラム党(Turkistan Islamic Party、TIP)を名乗るイスラム武装組織がインターネットでビデオ声明を公開し、先月28日に北京(Beijing)の天安門(Tiananmen)広場で起きた自動車突入炎上事件は「聖戦」だと明言するとともに、今後の新たな攻撃を予告した。米民間情報機関SITE インテリジェンス・グループ(SITE Intelligence Group)が明らかにした。
SITEによると、8分間のビデオ声明には、TIPの指導者アブドラ・マンスール(Abdullah Mansour)氏が顔をぼかして登場し、北京の事件を実行したのは「ムジャヒディン(イスラム聖戦士)」だったなどとウイグル語で述べるとともに、天安門広場に面し、中国共産党(Communist Party)の会議などが開かれる人民大会堂(Great Hall of the People)をウイグル人の戦士が標的にしていると警告した。
事件ではガソリンが入った缶を積んだ車が天安門に突入し、車に乗っていた3人と巻き添えになった2人が死亡し、さらに40人が負傷した。警察は、車に乗っていた3人は新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)のウイグル人だったとしている。
今回のビデオ声明にはっきりとした犯行声明が含まれていたかどうかは明らかになっていない。中国の国営メディアはビデオ声明について報じていない。
一部の治安専門家は、TIPは中国や米国がテロ組織に指定している「東トルキスタン・イスラム運動(East Turkistan Islamic Movement、ETIM)」の親組織だとしているものの、TIPとETIMは同一の組織だという見方もある。
中国の治安当局幹部は、天安門広場の自動車突入炎上事件の背後にETIMがいたという見方を示している。(c)AFP
>
さて、ここで四方八方にケンカを売ってきたツケが一気に回ってきた。
中国側から見れば世界の領土は中華から遠いだけなのであって、その他は潜在的自国領とみなすのだから、中国が他国を侵略していない、という中国側の意見は中国から見れば正しいが、中国以外から見ると正しくない。
ロシアとは1969年に勃発した激烈な中ソ国境紛争より旧ソの後継国であるロシアは中国に不信感がある。
ベトナムとは1979年に発生した苛烈な中越戦争により、中国に対して不信感がある。
タイも中華系に不信感があるらしい。
私はタイ映画「トム・ヤム・クン!」がまだ未鑑賞であるが、この映画に中国批判が詰まっているとのことだ。
シンガポールも華人が上層部を握っている為、政治的決定は中華思想的となるが、しかしその下のマレー系は不満が鬱積している。
台湾も言わずもがな。どちらかというと現在の台湾は大陸寄りで、経済的に相互依存しているので戦争は起きないという見方も以前強いが、やはり共産党政権下の不信感は根強い。
香港は現在共産党政権下であるが、1997年のイギリスから中国への返還前に発生した移民ブームは、その当時香港人が共産党に対し、どう思っていたかが分かる。
ウイグル・東トルキスタン・南モンゴル・チベットの侵略、進出は報道を抑えている為、日本に知られることは無い。だが、彼らの不満はデモと暴動によって現れている。
日本。実は横浜で中国人の集団が、2008年6月8日に大規模な「反共デモ」をやったことはあまり知られていない。警察が先導していたので申請済みの正式なデモであったと思われる。
そして日本の現政権では、麻生太郎元首相の自由と繁栄の弧に続くセキュリティー・ダイヤモンド構想で中国を包囲しようとしている。
実は中国崩壊というのは13年前の2000年に既に予測されていたが、なかなか崩壊しなかった、というのが実情だ。ここに来て情勢が変化しつつある。
どうなる、中国。
どうなる、世界。