とめどもないことをつらつらと

日々の雑感などを書いて行こうと思います。
草稿に近く、人に読まれる事を前提としていません。
引用OKす。

経営温冷

2013-11-18 22:35:52 | 日記
<42 名前: グロリア(dion軍):2013/11/17(日) 22:50:36.63 ID:zw78DmP+0
会社がコケても責任取る経営者なんていねーよw
現実を見ろよw

53 名前: キングコングラリアット(神奈川県):2013/11/17(日) 22:54:23.40 ID:UhuFEwe40
>>42
昔は少しはあった気もするんだけどねぇ…>


野澤正平さんのことである。
あの、戦後飛ぶ鳥を落とす勢いで底の知れぬ怪物企業であった山一證券が1997年に廃業した。その最後の社長だった。

確かこの方は26歳で入社した。大卒の人間が最短で22歳で入社すると考えると遅いスタートである。苦労の中で一つ一つ出世を遂げていき、同社最後の転機が97年に訪れる。

負債が膨らみすぎてどうにもならなくなった山一に関し、行平次雄氏と三木淳夫氏の尻拭いを、野澤氏は破綻三ヶ月前に押し付けられた、とされる。

それでいて、あの会見は象徴的だった。
「みんな私ら(経営陣)が悪いんであって、社員は悪くありませんから! どうか社員に応援をしてやってください。優秀な社員がたくさんいます、よろしくお願い申し上げます、私達が悪いんです。社員は悪くございません」

テレビでも社員一人ひとりの再就職を応援している姿が映し出された。
(斜めからどうしても見てしまうので言うが、一人二人テレビ画面に出されても私は全員が、とは思わない)。

それでも多くの人の心を打っただろう。ビジネスライクな冷酷の心、経営の心ではなく、「あるべき経営者はこれだ」と温情の面で多くの人が支持したのではないか。
私はこのようにできない。普通はこんなことができない。
だからこそ野澤さんの行動には価値があるのだろう。
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2013-11-18 00:14:22 | 日記
< 1:かじてつ!!φ ★:2013/11/17(日) 15:20:29.68 ID:???
○韓国への不満 遅刻で見せつけたプーチン氏

【佐藤優の地球を斬る】

ロシアのプーチン大統領が11月13日、韓国を公式訪問し、ソウルの青瓦台(大統領府)で
朴槿恵大統領と会談した。会談終了後、両首脳は合同記者会見を行い、共同声明を発表した。

<声明には「(韓露)双方は最近、歴史に逆行する言動が障害となり、北東アジア地域の
強い協力潜在力が実現しないことに関し、共同の憂慮を表明した」との異例の文言が盛り
込まれた。名指しこそ避けてはいるものの、「歴史に逆行する言動」をしているというのは
日本を指していることは明白で、背景には韓国側の強い意向があったことがうかがえる>
(11月14日付『産経新聞』)

■少年選手と話し込み

プーチン大統領は、これまで日本との関係改善に意欲的だった。それが今回の訪韓で、
韓国と連携して「反日統一戦線」の一翼を担いようになったと受け止めると事柄の本質を
捉え損ねる。プーチン大統領は、韓国の態度に満足していない。14日、韓国の『中央日報
日本語版』(電子版)が興味深い情報を伝えた。

<プーチン大統領が「遅刻」、首脳署名式と記者会見ずれこむ

この日1日の日程で訪韓したプーチン大統領は、朴大統領との首脳会談を控え30分遅く
会談会場の青瓦台(チョンワデ、大統領府)本館に現れた。当初プーチン大統領は午後1時に
到着し午後1時5分から朴大統領と単独首脳会談をする予定だったが、実際の会談は午後
1時30分ごろに始まった。1時間ほど予定された首脳会談も2時間近くに増え午後3時30分
まで続いた。

そのため両国首脳協定署名式、共同記者会見などの予定がずれこんだ。プーチン大統領の
“遅刻”は首脳会談前の日程のためだった。プーチン大統領はソウル市内のホテルで開かれた
韓ロビジネスダイアログ開幕式に出席して演説したのに続き、ロシア伝統格闘技のサンボ
関係者らとも会った。その影響で午後3時15分に予定された首脳昼食会が1時間30分
遅れの午後4時45分に開かれた>
(http://japanese.joins.com/article/269/178269.html?servcode=A00&sectcode=A00)

外交常識に照らして、公式首脳会談に30分近く遅れるのは、極めて非礼な行為だ。事実
韓国では、プーチン大統領は非礼であるとの非難が起きている。サンボの少年選手たちと
話し込んでいるうちに遅れたというのが公式の説明だが、額面通りに受けとることはできない。

2:かじてつ!!φ ★:2013/11/17(日) 15:20:42.76 ID:???
(>>1の続きです)

■声明で「歴史」言及

プーチン大統領の補佐官は日程管理を厳格に行っている。首脳会談は外交日程で
最優先事項になる。プーチン大統領は外交上のプロトコール(儀典)を熟知している。
また、元インテリジェンス・オフィサーであり、意味のない行動や発言をしない。

共同声明文は首脳会談の前に事務方で詰めて合意する。この過程で韓露間にかなり大きな
見解の相違があり、最終的にロシアが譲歩することになったが、プーチン大統領はそのことに
対して不満を持っているということを、首脳会談への大幅遅刻という形で可視化したのである。

この不満は日本へのメッセージをめぐってでないかというのが筆者の見立てだ。今回の
韓露共同声明における「(韓露)双方は最近、歴史に逆行する言動が障害となり、北東アジア
地域の強い協力潜在力が実現しないことに関し、共同の憂慮を表明した」という文言は、
韓国の執拗(しつよう)な要請に応じたものだ。

ロシアとしては共同声明が合意に至らずに決裂し、韓国との関係が極度に悪化することを
避けるためにこの文言を入れることにしたのだと筆者は推定している。そして、「私は合意文書
作成過程を含め、今回の韓国の対応には強い不満を持っている」という認識を可視化させた
のであろう。韓国の強引な姿勢がプーチン大統領の神経を逆なでしたと筆者は見ている。
(作家、元外務省主任分析官 佐藤優/SANKEI EXPRESS)

(以上です)


【韓露】プーチン大統領が首脳会談に遅刻したのは共同声明文への不満の表れ、不満の原因は「歴史」言及ではないかと佐藤優氏[11/17]
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1384669229/


このページでは「深読みしすぎ」という意見が多いが、私の見解は佐藤氏とほぼ一致する(まあ私は無学の一般人なんでニュースが面白いだけですが)。
というよりニュースを流し読みしていたら、なかなかいい分析が出ていると思って、その後のコメントを読んだら「深読みしすぎ」という意見が多く、いやいやどうしてそういうコメントになるんだか、と思っていたら佐藤優さんの分析だったと知って、ああやっぱりみたいなところがあった。

さて、私の意見を述べる。
現在の韓国の立ち位置であるが、非常に危うい。
どう危ういのかというとルールが違うのである。
何のルールかというと、外交パワーバランスにおけるゲームルールとインテリジェンス的なゲームルールだと私は考えている。

外交では条約や条文などの「文章」や「約束事」があってゲームがスタートする。各国のパワーとは全てこれらの文章に縛られたり、あるいは能力値が付与される。

それはアメリカ、ロシア、日本など、ほぼ全ての国に共通し、北朝鮮でさえもこれを意図的に無視する時もあるが、これを必ず意識している。

だが、韓国はこれを無視する嫌いがあるのではないだろうか。
条約に書いてあってもそれを無視し、文書に書いてあってもそれは無効だとする。
現在の近代国家は法治国家だ。文書規定が内治、外交に優先する。
例えばAという法律が出来て、それを打ち消したい場合、Aを取り下げるのではなく、それを包含するBの法改正の条件を満たすか、法律Aの期限終了の到来を待つ形式となる(あるいはAは無効であるという別個のCという法律を出す形式もあったかもしれないが、私は詳しくない)。
文章の縛りというものはなかなかやっかいで、面倒くさい。だが、これをきちんとしておかなければ国家は成立しない。

韓国人はプライドが高い。それが故に、世の中のおおよそのものよりも自らの誇りを優先する。
こうした気質が、条約や条文なる過去の束縛や過去の能力よりも、自らの誇りを優先し、ゲームのルールを逸脱させているのではないだろうか。
主観的観測が過ぎているが為に周囲が見えなくなっているのではないかともいえる。

その自分ルールの適用ぶりは、あたかも、皆でサッカー勝負をしている時に、1チームだけいきなりバレーをしはじめたようなものだ。
周囲と噛み合わなくて当然、周囲から釘を刺されたり冷たい対応をされることとなる。
この意味において、これまた強敵であるが、文章を基調に外交を繰り出す北朝鮮とのやりあいの方がまだ「試合」ができる、といった方向へ進んでしまう。
大丈夫か、韓国。


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