中国詰め将棋

現在、中国を巡る情勢が、詰め将棋の如く様相を呈してきている。

現在において、世界情勢を簡単に説明してみる。
世界の国々の関係はどうなっているかというと、おおよその国におけるプロパガンダと言うものは、あそこの国は悪い国で、ウチは正しいと言うものだ。日本とドイツの例は特殊であり、「ウチが悪かった」を繰り返している国家だ。

それらの世界各国が複雑に絡み合った結果、全体を俯瞰で見た結果、どこの国が正義なのかどこの国が悪なのかと言うのが分からなくなる。以前までは日本とドイツが悪かった、で済ませれば良かったのかもしれないが、現在と言う時代はもはやその時代では無い。
現代はつねによどみなくかきまわされあっているのが現状である。

それが最近凝固する傾向がある。
今まではどこの国にも正義とも悪とも言えない風潮があったが、最近は中国寄り＝悪、それ以外＝正義という構図となりそうだ。

現在はこの構図の仕上げにかかっている模様である。
ロシアはこれを見越して日本に接近していると見られる。
スペインでは2013/11/19、中国の江沢民元国家主席らの逮捕状を出した。

アメリカは言わずもがな。英独仏の動きは分からない。
今後主要国における国際機関で中国非難決議が出るのはいつになるか。

ただ、外堀を埋めても中国の変化は中国自身で行われるという見通しがある。
そのシナリオは７～１１個ほど想定され、「独裁か民主化か」「分裂か維持か」などの項目で場合分けされる。

さて、今後はどうなるか。