とめどもないことをつらつらと

日々の雑感などを書いて行こうと思います。
草稿に近く、人に読まれる事を前提としていません。
引用OKす。

マンガ考

2012-10-01 23:45:16 | マンガ
マンガは大変面白い。
その人の前向きな心情にマッチしたキャラクターを登場させては、実生活の心理的な後押しをしてくれたり、あるいは自分と同じような境遇のキャラクターを登場させては、自分一人の事情ではないのだと孤独感を薄めてくれる。

汚い言葉遣いになってしまうが、月間アフタヌーンに連載されている、今月の「ヴィンランド・サガ」が「ヤバかった」。

戦争で敗北し、奴隷になってとある農場主の下へ売り飛ばされた女性。そして彼女を取り戻そうとした女性の戦争前での元夫。この元夫は、彼女と今まで通りの平穏な生活を送ろうと、悪鬼のように奪還へと突き進んだ。彼女は農場主の情婦となって、既に妊娠した体になっていたが、元夫の愛は変わらなかった。不条理な二人の行動、確実に死が待っているのにも関わらず、二人は農場からの脱出へと邁進する。

この元夫はどちらかというとこの物語中での敵役(かたきやく)だ。だが、どうにも感情移入するものが有り余る。この二人は本当に美しい。

脱出の為に農場の大旦那(農場主の父親)に(農場ではかなり貴重な)荷馬車を借りたいと言う夫。追っ手が迫り、もはやどのような手段でも、例え馬車であっても脱出はできない。しかし理解ある大旦那は「進ぜよう」と二人の心情と行動の為に、貴重な荷馬車を与えてしまう。脱出はやはりできない。それが分かっていてもそれでも行かせて下さいと妻は周囲の人間に依願する。
追っ手から逃れる事はできない。夫は追っ手から逃れた時の傷が深く、もはや助からない。最後の道と分かっているのか、まるで普通の農道を行くかのようにゆっくりと馬車を進める二人。夫は幸せな家庭を築きたかったと言う。馬車は進む。今月の掲載は、追っ手に馬車が囲まれたところで終わった。
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カレー

2012-10-01 20:05:34 | 最近の出来事
先日は一つ勉強になった。
カレーにヨーグルトを入れるとまずい。
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