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とめどもないことをつらつらと

日々の雑感などを書いて行こうと思います。
草稿に近く、人に読まれる事を前提としていません。
引用OKす。

人気作家と他界後の継続作品のあり方

2024-03-19 23:41:54 | 映像作品
どうするべき、と言うべき論を書かないように気をつけるつもりだが、まずは現状どのようになっているのかを書く。
全体的な傾向として、後続作は良いものも多いが、厳密にはオリジナルを超えられていない。

手塚治→全部完結した。死後にAIでの漫画が書かれるが評判は今ひとつ。
鳥山明→全部完結。その後にとよたろうが続編書いたり、オリジナル展開の映画が作られたり。一旦は成功。
三浦健太郎→未完。周辺の人間が大急ぎで集まって続編を書くことに決定した。
長谷川町子→一旦完結。その後にアニオリ展開が挟まるが奇妙な脚本が描かれることが多く、現在では失速。
さくらももこ→完結。コンテンツは継続利用。新展開はなし。
臼井儀人→完結したかどうか不明。コンテンツは継続利用。新展開はなし。映画は作られるが監督によって良し悪しが決定する。

私が勝手に思うことだが、自分が作家である場合、「あ、自分の体調やべえな」と思った時点で遺言の前に展開の走り書きのメモを作って、自分より生きそうな人間に渡しておく。
死んだら公開してだとか、死んだらこれを元に作るのを頼めないかと交渉。

綺麗な太もも開脚と汚い太もも開脚の分析

2024-03-18 23:56:32 | 映像作品
まずは実例から。

綺麗:




汚い:


ではこの両者は何が違うのか? 整理する。

1.衣装
 これが本当にもう大前提。
 スカートは基本的に普通に佇んでいることで美しく見えるように設計されている。
 股を開くことでは美しく見られない。
 ではなぜヨルの方は美しく見えるのかというと、
 ・シワがスカートに寄ってない(あれば汚く見えた)
 ・スカートの裏地が見えてない(ヨルの画像で見えているのは見せるための裏地。本来の見せない裏地が見えれば汚く見えた)
 と言う形だろう。
 またそもそもが、制服スカートのデザインそのものがパーティードレスに負けると言う点もある。
 おそらくつきつめれば生地も悪いように思う。
 実写化すれば光沢感は段違いだが、ここではそれがポイントではなく、問題はシワのよれやすさ、と言うことになる。

2.見ているこちらが必要とするリアクションの有無の煩雑さ
 この分類での結論を言えば、ヨル→リアクションが必要ない、suzuka→何らかの感想が必要、と言う形で煩雑さの有無が異なる。
 つまりヨルの画像を見ても「美しいね」「あ、太ももも見えとるわ」「でもええか」で収まるのに対し、suzukaの方は最初に話題にしなければいけないのが太ももなので「太ももが・・・」から入らなければいけないので面倒なのだ。必ずこの奇妙なふとももに言及しなければならないという面倒さ加減がある。
 更に面倒さ加減を出しているのが独自の奇妙なポーズと衣装とダンスが奇妙であって、しかも笑えるポイントと言うものがほとんどないので、コメントにかなり困る。


3.顔の美醜
 最早要素としてはほぼ関係はないのだが、しかしこれはかなり作用する。
 と言うのも顔を入れ替えると印象が異なるため。
 また顔の角度も、suzukaの方には不自然に変化があるのがNGさ加減を付与している。
 私は昔から疑問なのですが、なんで最近の女性はあのデカいメガネをかけるんでしょうね? 
 2012年くらいだと揶揄の対象になっていて、デカいメガネをかけて来た人は裏で笑われていたと言うのに(私の近辺で実例あり)。
 なんで大村崑だとか思わないの? 
 と言うより、この子は不細工さ加減を前面に出すためにあえてそうしたのではないかと聞いた。
 (元はこのグループで一番美人)。

4.衣服の動き
 必要があって必要最小限にそれているというのと、必要がないのにわざわざ汚くまくりあげていると言う点が異なる。
 また、衣服がきっちり美しい動作をしているのであれば美醜もまた異なった結果になった。

5.必要であるかどうか。
 実際の動作として、必要があるモーションに伴った開脚と太もも内側を見せる結果となったのか、それとも「開脚と太もも内側を見せる」そのものが目的となって、それがメインで映し出されたのかで異なる。
 要はヨルの方は必要な動作と言う第一義があってこのポーズ(第二義)になったが、suzukaの場合はそもそもこのポーズを取る必然性がない。

 格闘技と言う機能があって、更にそこに付随した恥じらいのある機能美があるというのであればまだしも、最初からエロティシズムを前面に押し出したものには違いがある。
 付随したもの(資格表現テーマの第二義的なもの)であれば、いくらか瑕疵があっても美としてとらえられる。
 一方、最初からの前面に押し出したもの(資格表現テーマの第一義的なもの)は、前面に押し出すくらいなら最初から完璧なものをやれよというハードルが上がる。
 最初からエロティシズムを前面に押し出したものであっても、それが美しければ問題ないが、瑕疵があると批判を浴びる。

6.ポーズ
 ヨルの場合はギリシャ彫刻のようにポーズが美しいが、suzukaの場合はアジアの奇妙なポーズとなっていて美的感覚を感じさせない。

7.業界ごとの限界
 ゲーム・アニメ・映画業界は、映像的美的センスにこだわるコンシューマーが多く、口うるさく言われる分、レベルの高い作品を出さなければいけない。必然としてそこにある人物ポーズは美的概念に十分耐えられる。そもそも世界市場ありきで売っているのでレベルが高くないといけない。
 歴史に通底するレベルでの創作を行わなければならないので、2・3年後にもこの映像は良いものとして普通に見られている。

 一方、日本の芸能界はまずテレビ業界と言う日本大衆のレベルに併せたことをするので、つまりは奇妙であっても、日本の中でのその瞬間最大風速が上限値に高ければいいという発想でやっているため、こうした奇妙なポーズになる。いやジョジョでもこういうポーズやってますが、そういう路線で売り出したいのであれば服装は和装orスカートをしだれにするとか色々やってもいいんじゃないですかね・・・。
 1年売れれば良いと言う発想でやっているので、2・3年後にもこの映像は普通に忘れられている。
 ちなみに日本の芸能界と書いたが、テレビ関係の芸能関係はどこも同じような感じではある(アセレヘ・ダンスがこれ)。

8.態度が真剣or舐めてる
 紅白まで出たsuzukaさんが、舐めた態度な訳がないのだが、しかし一方において、世間社会をやや斜めの角度で僅かに揶揄しているという斜に構えた態度で歌を歌っていると言うスタイルを演出しているのは間違いない。
 一方、格闘に臨んでいるヨルの方は真剣そのものだ。


余談であるが、2023年の紅白歌合戦において新しい学校のリーダーズが出た時に、太ももの片方だけ出したらしいが、まあNHKと日本芸能界らしいっちゃあらしかった。
太ももだとまずいというので、片方だけ出すと言うギリギリの調整を行ったんでしょう? 
でもうちらが見たいのはそういうんじゃないんだよ。押し付けの奇妙さじゃあなくて、内発で素晴らしさを感じられるものを見たいんだよ。
視覚的に見ていて感覚的昇華のある素晴らしいものを見たい、それは奇妙さでもなく、調整された奇妙さでもない。
それはテレビのブラウン管の向こう側の出来事なのであって、言わば内輪の出来事でしょう? 
本質的な意味合いからしてそれはテレビの内容の素晴らしさではないのだ。

ドラゴンボール2巻の表紙は何がいいのか(構図編)

2024-03-11 23:55:38 | 映像作品
過去(2023-07-22 22:22:41)に書いてはいたものの、封印していた記事をここに書く。

と言うことで、ドラゴンボール2巻の表紙は何がいいのか(構図編)である。

まずはこちらを。
左が元表紙、右の方が、私が補助線を入れている。


もう本当に何から何まで素晴らしい。
アドベンチャーの少年漫画らしからぬ、セピア色にしているというセンスも逸脱しているが、イラスト関係の人は構図に惚れ込んでいる人も多いだろう。

そこで私が気づいた部分だけ、補助線を書いた。

1.赤:直線の目線
  ここにいる、ブルマ、悟空、トリウマの三者が同じ獲物を見つめている。
  構図以外でも、ブルマがマスケット銃と言う比較的における近代銃器、悟空が如意棒と言う原始的武器を使って獲物を仕留めようとしている対比もグッド。
  また補助線では書ききれなかったが、トリウマが獲物に対して直進する形で目線を展開し、ブルマが比較的右から、悟空が比較的左から視線を送っているのも良い。このトリウマを正面から見れば、直進してくるトリウマに、向かって右から顔を出している悟空と左から顔を出すブルマの構図になる。
  正確に言えば、これは二次元の平面のレイアウトではなく、球面のレイアウトをイラストに起こすとこうなる。
  また、目線のイラスト上での高さが、トリウマの目線の高さから悟空の目線の高さ、悟空の目線の高さからブルマの目線の高さが適度に不均等になっているのも良い。
  細かい話、トリウマの脊椎の向き(獲物に対してやや下向き)、悟空の如意棒の向き(獲物に対してやや上向き)、ブルマのマスケット銃の向き(獲物に対して直進)と言う対比も良い。

2.黄色:ブルマと悟空の体躯は前に向かって湾曲している。
  中心点がずれているのも良い。
  =ブルマと悟空は行動原理の基軸が近いけれどもちょっとずれていると言うストーリー上の展開とも相まって面白い。

3.青:トリウマの三角形における大胆な構図。
  構図の取り方がとても良い。
  尚、岡田斗司夫さんは、時間信仰は左から右にが教科書通りの書き方であると言ってましたが、これは逆ですよね? 解説をされるならば、どういった解説をなさるか興味ある。

4.紫:目線が弧の関係になっている。

5.オレンジ:目線が上の弧を担っているのと対比して、トリウマのくちばしから足のつま先が下の弧を担っている。

この他「ここがこうなっているよ! 」と気づいた点があれば教えて下さい。

鳥山明先生の絵に対する海外の反応で

2024-03-11 23:01:35 | 映像作品
鳥山明先生の絵に対する海外の反応で、
・静止画のはずなのに絵が動いて見える
・絵を見ているだけのはずなのに、音が聞こえる

とか日本人とほぼ同じこと言ってて笑った。

笑った・・・笑った・・・笑った・・・

ご冥福をお祈りします。

本当イラスト界では絶対的な神様でした。唯一無二で本当に誰にも真似できない。


ゲーム上での演出の違和感

2024-03-08 23:27:47 | 映像作品


これについての違和感と言うか。
これはFFの世界に水着はないだろという指摘ではない。

・まず主人公の男であるが、ここまでピュアな奴はおらんだろという不自然さ。
・二人目の女性であるが「ヒューヒューだね」と言う臭さ。
 牧瀬里穂の時も「脚本が臭すぎて死にそう」と言う批判が私の中であったし、世間も同じであっただろう。しかし全然進化しとらんのか。いや、そういうくさや並に臭いもんを求めているのが、今の映像作品市場の需要なのか? 

と言うことで違和感ありありではある。
この意味でサイバーパンクエッジランナーズが一番違和感無かった。