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とめどもないことをつらつらと

日々の雑感などを書いて行こうと思います。
草稿に近く、人に読まれる事を前提としていません。
引用OKす。

undeadダンス2

2025-04-22 23:59:28 | 雑感
と言うことで、yoasobiのundeadと言う曲が、オタクっぽいのに世間に受け入れられている、更に言えば、絶対的にオタク世界と隔絶していたガチダンス界隈がそれを受け入れていることについて、前回の記事ではその状況に私は驚愕したと書いた。

状況を整理する。

1.どの辺りがオタクっぽいのか。

・アニメに使用されているアニソンである。30年前のガチダンス界隈では絶対にこういうのは使わなかった。端的に言えば仲間内でバカにされるからである。
 いわば、ガチ格闘の試合でコスプレして出てくる「長島☆自演乙☆雄一郎」が出場後にあろうことか勝ってしまう違和感とその状況に似ている。

・歌っている声も、普通に使用しないようなアニメ声に寄っている。こういう声も違和感やらバカにされる要素やら満載で、本当の男の世界を生きる人間にとっては忌避間の伴うものだった。

・また更に言えば、歌詞もオタクっぽい。小難しい言葉をこちらの都合おかまいなしにつらつらと書き連ねていくのはオタクの所作であるが、これをやっている。
 (古今東西一切合切森羅万象ピースピースと言うところ)
 確かに歌詞は西尾維新っぽいが、これはラノベだけでやっておけば良かったものの普通の歌詞として出してしまった・・・とは書きつつも、それは成功している。
 その違和感もなしに、今の世間で受け入れられている。


2.なぜ受け入れられたか。

 おそらくは2つの要因がある。

 一つは長らくにおいてSFは浸透と拡散をしてきたが、これと同じ動きであるだろうことだ。
 かつてオタク趣味の世界のみで通用していたsfは浸透と拡散を続けて一般社会に受けるようになった。
 これと同じで、アニメ界隈のアニソンっぽい歌は浸透と拡散によって今の日本社会に受け入れられるようになっている。

 もう一つはTiktokでの影響である。
 曲の選定はキャッチーなものが用意されていて、今の時流に乗ることを優先して価値観を上書く若年層世代は、この忌避感が伴わぬままにこれを受け入れたのだった。


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