読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

神の手 (上・下)

2013-09-09 | 海外ミステリー
神の手 (上) (講談社文庫)
クリエーター情報なし
講談社
『人はなぜ殺すのか。その答えを探すため、元FBI心理分析官ベントンは、収監中の殺人犯と対峙していた。面談のなかで未解決事件の手がかりを得た彼に、斬殺死体発見の知らせが届く。遺体にべたべたと残された赤い手形は何を意味するのか?ベントンは助言を得るべく、恋人の検屍官スカーペッタに連絡をとる。 』

神の手 (下) (講談社文庫)
クリエーター情報なし
講談社
『被害女性の体内で発見された薬莢から、凶器は二年前に警察が別の事件で押収した銃であることが分かる。新たな殺人が起こり、捜査が進展しない一方で、スカーペッタとベントンの信頼関係に重大な危機が。固い絆を引き裂く“許されざる裏切り”とは何か!驚愕必至、予測不能の最終章ですべてが明かされる。 』


すべての人の視点から別々にストーリーが進み、どの人の思いも深められず、犯人視点も既に知っているだけに確かに収束はするのだけれどカタルシスは得られない。
初期作品の残り香でなんとか読み終われるだけ。
スカーペッタ目線で描けない部分もあるのだろう、著者はそこに悩みもあったのだろうとは思うが…。


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