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『1980年、あたしたちは高校生だった。そして、一人の少女があたしたちの通う学校で殺されたー。それから15年後、仲間の結婚式で再会したあたしたちは迷宮入りした事件の謎に迫るのだが・・・・・・。過ぎ去った80年代を背景に、名門女子校で起きた殺人事件をめぐって、鮮やかに描き出された青春群像。17歳だったことのあるすべての人に贈る、ほろにがくて切ない学園ミステリの傑作。』
学園モノとしては面白いのだが・・・。
ここまで本を読んでいる女子高生がごろごろ居る女子高を想像できない。もともと女子高の生態について全くわからないのだが。ドラマで描かれるとこんな感じ?
1980年若竹七海も17歳の高校生だった。彼女自身はこの登場人物の中のどの子に投影されているのだろうか。彼女の周りならばこんな女子高生がごろごろ居たのだろうか。
ミステリとしては意味がない。
こんな犯人ならば15年前に迷宮入りしたとも思えない。
ついでに言うなら私自身はこんなクラスメイトの結婚式に出席したとは思えない。
これはどうも共感が持てる物語ではなかったなぁ