今年の白馬岳周辺は比較的事故が少なかったのですが、なぜか山小屋で発病して救助要請というパターンが多かった気がします。
山登りで病気と言えば中高年登山者の専売特許と思われがちですが、決してそんなことないですね。高山病は老若男女関係ないですし、実際、若者が病気で動けなくなる例は何度も見ています。
そばアレルギーの若者がうっかりそばを食べてしまって救助要請、なんてことも、過去にはありました。ケガの原 . . . 本文を読む
以前に大雪渓コースを登山した経験をお持ちの方なら、小雪渓の少し上に三角屋根の素敵なログハウスがあったことを覚えているでしょう。少々傾いていましたが。
この建物は避難小屋なのですが、他の山域の避難小屋と違っていつでも無料で宿泊できるわけではありません。一応、「緊急時のみ利用可能」となっています。白馬岳~朝日岳間にある雪倉の小屋も同様ですね。
そんなわけで、私が最終パトロールでここを通過する時には . . . 本文を読む
白馬岳周辺の登山道には緑色のロープが張られています。これは通称「グリーンロープ」と呼ばれていて、登山客がむやみにお花畑に侵入したり、あるいはコースからはずれないようにするために設置しているものです。決して、手すりではありません。思い切り引っ張りながら登る人、とっても多いのですが・・・・
一方、白馬岳周辺は高山植物の宝庫です。きれいなお花が大量に咲いています。ただ見るだけなら問題ないのですが、これ . . . 本文を読む
ウチのブログには、「遭難」「救助」「費用」のキーワードでやってくる人が多いです。みんな万が一の時にお金が掛かるのが、心配なんでしょうね。
正直な話、そんな心配するぐらいだったら山岳保険に入ってしまえ!と思います。年間5000円程度の支払いでヘリコプターを1発飛ばせるだけのお金が出ます。20年払い続けたって10万円ですから、ぜんぜんオッケーだと思うのですが・・・・
で、今回はヘリコプタ . . . 本文を読む
京都で2番目に高い山である峰床山で、今月7日に入山したまま行方不明になっていた男性が、8日ぶりに発見されたようです。
毎日新聞の記事
京都新聞電子版
京都府警および滋賀県警による捜索は14日で打ち切られましたが、15日朝から入山した遭難者の妹の同僚である京都市役所山岳部と家族による合同パーティによって発見され、奇跡的に生還したのです。
普通、生存を前提とした警察による捜索は1週間程度で . . . 本文を読む