豊後ピートのブログ

元北アルプス槍ヶ岳の小屋番&白馬岳周辺の夏山パトロールを13シーズン。今はただのおっさん

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ガチで考える山岳遭難の防止
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奥多摩をナメてはいけません

2006年11月26日 | 遭難と救助について考える
私が時々チェックするウェブサイトのひとつに、奥多摩消防署があります。このサイトには山岳遭難救助の様子を記録したページがあり、時々更新されます。 山岳事故等の詳細 このサイトを見ていつも感じるのは、出動する隊員の多さです。毎回十数人程度は出動しているのではないでしょうか。捻挫程度のちょっとした事故でも遭難者が歩けないとなれば、これだけの人数が苦労して山に登ってくる必要があるわけです。 私が夏 . . . 本文を読む
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白馬岳遭難 その2

2006年11月22日 | ツアー登山、ガイド山行
続きです。 岳人12月号の94ページには、記者会見の様子が掲載されています。その中で田上氏が天候判断についてコメントしていますが、それをいくつか抜粋してみましょう。 「天気予報図を前日の晩に見ていた」 「急速に発達する低気圧だとは思わなかった」 「雨がみぞれに変わる頃、風はそれほどなかった」 この時の天気概況は、台風が勢力を弱めながら日本に接近したあとで低気圧に吸収され、急速に発達しながら . . . 本文を読む
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白馬岳遭難 その1

2006年11月19日 | ツアー登山、ガイド山行
このブログで何度か扱った白馬岳4人凍死事故について、再び書こうと思います。 最近岳人とヤマケイの12月号を入手しましたが、岳人では3ページ、ヤマケイでは6ページにわたって、この遭難について書いていました。両方とも読んで見ましたが、私が関係者(この記事に登場している山小屋の人)から先日聞いた程度の話と同等の内容で、「ちょっと失望」といったところです。それでも困難な救助作業の様子が描かれていて参考 . . . 本文を読む
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準備運動してますか?

2006年11月10日 | 山ネタ そのほか
はじめに断っておきますが、この記事は「準備運動しましょう!」という内容ではありません。 ツアー登山のガイドをしていた頃は、出発前に必ず準備運動をしていました。正確に言うと、「やらされて」いました。 私も体が固いほうなのですが、お客さんの中にはそれに輪をかけて体が固い人がいます。足の屈伸をさせると、「はい!もっと深く」なんて言った瞬間に倒れそうな人が結構います。アキレス腱伸ばしをやろうものな . . . 本文を読む

高山病の怖さをあらためて知る

2006年11月07日 | 遭難と救助について考える
最近、山関係の会合で呑む機会があったのですが、そこで興味深い話を聞きました。 元ベテランの山小屋番で関係者の間ではよく知られている方が、ある山で高山病にかかったそうです。それも肺水腫を起こして危険な状態だったとのこと。 その方は稜線の山小屋に長いこと勤務していたので、少なくとも日本の高山程度なら、高山病にかかるわけがないと、皆思うわけです。だから最初彼が倒れた時には、誰も高山病だとは想像でき . . . 本文を読む
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