豊後ピートのブログ

元北アルプス槍ヶ岳の小屋番&白馬岳周辺の夏山パトロールを13シーズン。今はただのおっさん

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悪天候を判断するということ その2

2010年07月14日 | 遭難と救助について考える
前回の続き、ということで、読んでない人は前回のエントリーを熟読プリーズ ちなみに悪天候を判断するということ のその1はここです。 結局何が言いたいのかと言いますと、我々の天候判断って、けっこうあやふやな根拠に基づいているってことです。我々は何となく、天候を判断しているに過ぎないと思います。 悪天候を「突破」して無事下山した経験を持つ人は多いでしょう。一方、悪天候にマジで追い返された経験 . . . 本文を読む

さて

2010年07月14日 | 業務連絡
業務連絡~ 例年の如く、今年も夏山ツアーです。アレはもう始まっているのですが、これまた例年のごとく入山が遅れています。 というわけで、入山中はコメント返し等はたぶんできないと思います。コメント反映すら時間喰ってしまうかもしれませんのでよろしくお願いします。 で、例年のコレですが、今年もやる予定です。 2010 北アルプス北部夏山情報(あくまでも個人的な) タイトルを微妙に変更しました . . . 本文を読む

北海道でトムラウシ事故のシンポジウム開催した模様

2010年07月12日 | 遭難と救助について考える
登山事故でシンポ 「ツアー広告に危険情報を」 共同通信  2010/07/11 19:21 いずれどこかで資料を読みたいのですが、そろそろ夏山なんで無理っぽいです。というわけで、報道されている内容だけで書きます。 読んでみた印象なんですけど、トムラウシの事故をまるでツアー登山だからこそ起きた事故みたいに書いているのがちょっとアレですね。 当ブログではしつこく書いていますけど、あの . . . 本文を読む

こういう人が出てくるのはしょーがない その2

2010年07月07日 | 遭難と救助について考える
前回のエントリーで紹介した富士山の件ですけど、ネット上でけっこう報道されていますね~。当初は読売だけでしたけど、後追いで各社も報道しています。 まあ「手ぶら」という釣りタイトルをつけた読売の作戦が奏功したってところでしょうか。 これほどハイレベルな登山者は決して多く無いのですが、かといって貴重品というわけでもありません。 おそらくもうちょっと後、7月半ば過ぎならば、富士山の山小屋スタ . . . 本文を読む

こういう人が出てくるのはしょーがない

2010年07月03日 | 遭難と救助について考える
大量の残雪がある登山道を山小屋の衆が懸命に掘り起こし、なんとか無事に山開きを迎えた富士山ですが・・・・・・ 「手ぶら思いつき」で富士登山、「助けて」 読売新聞  2010年7月3日12時07分 さ、引用してみましょう 同署の発表によると、男性は東京都中野区のパチンコ店店員(22)。2日午後5時頃、静岡県側の富士宮口5合目から入山し、9合目(3460メートル)付近まで登ったところで断念し . . . 本文を読む