豊後ピートのブログ

元北アルプス槍ヶ岳の小屋番&白馬岳周辺の夏山パトロールを13シーズン。今はただのおっさん

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ガチで考える山岳遭難の防止
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学校登山

2006年06月30日 | 山岳遭難
昨年(2005年)の10月、乗鞍岳で学校登山の列に落石が突っ込み、複数のけが人が出た事故で、頭を負傷した生徒の親が学校側を提訴したようです。 信濃毎日新聞の記事 「頭を負傷したのに自力下山させたこと」と「落石の原因」を自然落石とすることに対して不満があるようです。 落石に関しては、目撃者がいない限りなんとも言えません。あれだけ交通量の多いルートなら場所から考えても安定していると思われますが . . . 本文を読む

山小屋で米を炊く

2006年06月28日 | 山ネタ そのほか
かなり久々に山小屋ネタ。 山小屋は標高が高いので、圧力釜を使用してごはんを炊きます。通常使用するのは一度に3升炊くことができる大きな釜で、なかなか重量があります。 コイツでおいしい米を炊くには、それなりに熟練が必要です。標高によって水の量や火力を調整する必要があるので、どこの小屋にも大抵は「伝統の技」があります。 慣れてくると炊きあがりの具合まで調整できるようになり、「底の方がうっすらとキ . . . 本文を読む

白馬大雪渓の落石

2006年06月26日 | 白馬岳など北アルプス北部ネタ
白馬村・登山中に落石に当たり男性重傷 /長野 (毎日新聞) リンク先が消滅するとアレなんで簡単に書きますと、6月21日午前8時40分、白馬大雪渓の3号雪渓付近で59歳の男性に落石がヒットして右足を骨折、防災ヘリ「アルプス」で収容されたようです。 白馬大雪渓は、一般の登山コースと比較して落石がかなり多いコースです。雪渓が消えることによって落石を誘発するほか、側壁も岩が脆いところが多く、常に落石 . . . 本文を読む

脳低温療法

2006年06月09日 | 山ネタ そのほか
心肺停止確認から4時間後に蘇生 男性退院へ(信濃毎日新聞より) 今年の4月に起きた事故で、一時心肺停止だった遭難者が生還したそうです。 体温が22.4度まで低下した状態だったのが、逆に功を奏したようです。低温下では長時間心肺が停止していても、脳へのダメージが少なくなるのですが、それにしても異例の話だと思います。 この男性にとって幸運だったのは、信大病院に運ばれたことでしょう。脳低温療法を . . . 本文を読む

人間は止まらない

2006年06月03日 | 遭難と救助について考える
2006年6月3日の朝、北アルプスの燕岳で男性が沢を300mも滑落して軽いケガを負い、県警のヘリコプターに救助されたようです。 信越放送の記事 普通の斜面で300mも滑落して軽いケガで済むのはちょっと考えにくいので、おそらく雪渓を滑落したのでしょう。またはガレや土の斜面を滑落し、そのまま雪渓に突っ込んでいったのかもしれません。いずれにしても運の強い人です。 300mも滑落した!というと、「 . . . 本文を読む