「柳澤昭夫さんが亡くなったよ」という話を白馬方面の先輩諸兄から寄せられたメールで知りました。どうも長野方面でしか報道されなかったようで、ネットでもあまり出てきません。
柳澤昭夫さんと言えば大日岳の例の事故が起きた時に文登研の所長をされていた方として有名ですが、その後は大町にある山岳博物館の所長や長野の県山協の会長に就いたりと、各方面で活躍されていました。個人的にはパトロールの関係で時々顔を合わせ . . . 本文を読む
たぶん3月初めには出ていたのでしょうけど、トムラウシ遭難事故の最終報告書が出たことを受けて、アミューズトラベルもサイト上で今後の対策について発表しています。
「トムラウシ山遭難事故調査報告書」の提言を受けて当社の取り組み
読んでみましたけど、特にこの部分とか、
*ガイド(ツアーリーダー)の選定方法など
「今回の添乗員、ガイド、サブリーダーともに経験豊かで実力を持ったスタッフを . . . 本文を読む
中日新聞のサイトに村越先生が登場しています。
登山 思い込みが危険に シーズン前に静岡大・村越教授に聞く
中日新聞 2010年3月14日
で、タイトルの件ですけど、少々引用してみましょう。
事故の背景をそう分析するトムラウシ報告書をはじめ、40歳以上の中高年に危険が集中するという印象が強い。警察庁の09年の「山岳遭難の概況」でも遭難者に占める中高年の割合は、81・1%とされてい . . . 本文を読む
トムラウシ遭難事故の最終報告書を見ながらボチョボチョ書いていこう思っていたのですが、もっと興味深い資料が出ているのを発見しました。以前のエントリーでも触れた、シンポジウムの資料集です。
「トムラウシ遭難事故を考える」シンポジウムの資料集配布について
資料集の最後の方なんですけど、元アミューズのガイドという人が登場してコメントしています。で、当時の日当がなんと
¥11500
だ . . . 本文を読む
というわけで、日本山岳ガイド協会のサイトで公開されているトムラウシ遭難事故の最終報告書を読んでみました。最初から最後まできっちり読んだわけではないのですが、この報告書を元にちょこちょこと書いていきたいと思います。
この最終報告書は、中間報告書に大幅な加筆修正をしたもの、といったところでしょうか。行動の概要などは、ほとんど中間報告書そのままのようです。また特に新しい事実が記載されている印象もあ . . . 本文を読む