「ガチで考える道迷い遭難」シリーズ始めます
●第1章 道迷い遭難とは何か
第1回 ◆道迷い遭難の2パターン
第2回 ◆道迷いの原因:登山道上にいるケース
第3回 ◆道迷いの原因:登山道から逸脱しているケース 前編
第4回 ◆道迷いの原因:登山道から逸脱しているケース 後編
●第2章 道迷いを防ぐために
第5回 ◆4歩進んだら1度は顔を上げて、しっかり前方を見る ◆足下から可能な限り遠くまで登山 . . . 本文を読む
道迷いについて長々と書いてきましたが、いかがだったでしょうか。下書きが出来あがってからも加筆修正しまくりだったのですが、なんとか自分の言いたいことを80%ぐらいは書けたかなと思っています。
99.99%の登山者が問題無く下山しているような登山道なのに、迷って降りられなくなる人が出てくるのはなぜなのか。それを中心に書いたつもりです。
読み直してみると、自分でも笑ってしまうぐらい「見ること」につい . . . 本文を読む
数日後に〆のエントリーを書きますが、実質これで連載は終わりになります。
◆補足
登山者がどれだけ「常に前を見ていない」のか、そして「登山道とそれ以外の場所との区別ができていない」のかを示す例を挙げてみましょう。
下の画像は、とある山小屋のすぐそばの様子です。
左側が緩やかに登っていく登山道、右側はヘリコプターが荷物を降ろすために整地したスペースです。私はこの付近でよく登山者 . . . 本文を読む
自分が初見の山に登る時にどうしているのかについて語ってみたいと思います。
◆個人的な道迷い対策
第2章で道迷い遭難を防ぐために初心者がやるべきことを書いてみましたが、ここで私が実践している方法を紹介します。繰り返し書いている部分が多くなりますので、ご了承ください。また初心者であれば、ここを読まなくても第2章で書いたことを実践すれば充分だと思います。
まず始めに出発前の読図です。登山道のラ . . . 本文を読む
山を登り始めた頃ですが、山の中で地図を広げても現在地なんぞさっぱりわかりませんでした。コンパスの取扱説明書にはクロスベアリング法とやらが載っているのですが、実際にやってみるとこれが全然使えないですし、等高線から地形を読み取って現場で照合したところで、よほど特徴が無い限り自信を持って「ここだ!」なんて言えたことが無いです。そんな経験から、今回のネタを書いてみました。
◆現在地確認について
道 . . . 本文を読む