山岳事故への対応は都道府県によって様々だ、ってのは何回か書いていますけど、以下の報道記事に本格的な山岳救助隊を持たない県の悩みが書かれています。
団体連携に多くの課題 県内の山岳事故捜索
中日新聞 2009年9月24日
三重県ではつい最近、県山岳遭難防止対策連絡協議会、つまり遭対協を結成したそうです。23番目ってことは、都道府県のうち半分は遭対協が無いんですね。ということは、警察や消防に . . . 本文を読む
久々に岳人買って、とりあえずトムラウシの記事だけ読んでみました。
遭難パーティの参加者が語っているだけにその証言は生々しく、遭難事故のほぼ全容が理解できました。ガイド資格のことやツアー会社の問題についても踏み込んでいるので、興味がある人は是非読んだほうがいいですね。
個人的に興味があったのは3人のガイドの立ち位置なのですが、簡単にまとめてみますと・・・・
○メインガイド
地元の人 . . . 本文を読む
岐阜県防災ヘリ「若鮎2号」の墜落事故について、少しづつ続報が出ています。
ヘリ墜落事故、中止警告伝わらず 県警の連絡、県庁内にとどまる
共同通信 2009/09/25 19:48
引用
岐阜県は25日、ヘリ出動の際、現場の状況などを考慮した県警から「救助活動は危険」として出動を見合わせるよう警告を受けたにもかかわらず、ヘリ操縦士に伝わっていなかったことを明らかにした。
パイロットには伝 . . . 本文を読む
夏の北アルプスでは、富山県警ヘリ「つるぎ」と防災ヘリ「とやま」が同時に出動していたり、長野県警に通報したら即座に県警ヘリではなくて「防災ヘリ飛ばしまーす」なんてやりとりをしているのを見ているんで、警察と消防との風通しは良好だろうと思いこんでいましたが、そうでも無さそうですね。
「実績ない」県警の反対押し切り出動…墜落の防災ヘリ
読売新聞 2009年9月19日11時46分
当日、県警航空隊 . . . 本文を読む
トムラウシの件で、アミューズのツアーが出発した5分後に小屋を出ている山岳会が、事故について労山の集会で報告しています。
トムラウシ山遭難 同行程を体験クラブが報告
しんぶん赤旗 2009年9月14日
上記リンク先の後半部分になります。
仲間の一人が低体温症で行動不能になったことと、アミューズのツアーに引きずられて出発してしまった経緯など、失敗を隠すことなく書かれています。
ア . . . 本文を読む