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未来への便り アドバンス

学校職員を定年前に辞めました。そして株式会社を設立しました。AIを学びながらブログの記事をアップします。

ふーん、そうなんだ、O(オー)111

2011年05月04日 10時26分13秒 |      +事件・事故
佐々木俊尚(sasakitoshinao)さんのツイートから知ったこと。

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08:32 sasakitoshinao (佐々木俊尚)
腸管出血性大腸菌は菌が繁殖してなくても発症。だから鮮度が良くても発症するということ。なるほど、勉強になる。

□食中毒に思う事(後編) - とらねこ日誌 http://j.mp/lSK4EW

食中毒に思う事(後編) - とらねこ日誌
集団感染、死亡者が出たことで話題になったO157やO111は上の図では腸管出血性大腸菌に分類されます。O157でなくてもベロ毒素を産生するモノも存在します。O157は全体の8割ほどとされており、腸管出血性大腸菌の代表といえるでしょう。同じ大腸菌でも、ヒトの常在菌から病原性を持つものまで様々です。危険な病原性を持つ大腸菌を牛が健康保菌している事が多いことが知られております。そのため、市販される牛乳では、大腸菌群陰性である事が求められております。安心して飲んで下さい。

さて、腸管出血性大腸菌の恐ろしさは、その子供に対する危険性だけではなく、食中毒を起こすのに必要な菌数が非常に少ないことです。サルモネラや腸炎ビブリオなどでは数十万~数百万以上に菌が繁殖した食品を食べなければ発症しないのですが、腸管出血性大腸菌では僅か50の菌数でも食中毒を発症させるほど少ないのです。つまり、食品を暖かいところに置いたり、古くなっていなくても食中毒が起こりうるのです。少ない菌数でも食中毒が起こるというこの特徴は二次感染のリスクも高めます。親が自分の責任で生食をした場合に、自分の糞便から身近な子供に移行して食中毒発生と謂うのもありうるのです。自己責任では済まなくなる可能性を孕んでいることも指摘しておきます。






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生食用牛肉が流通していないという件

2011年05月03日 12時24分41秒 |      +事件・事故
「生食用の肉など流通していない」社長が釈明会見(11/05/02)


社長の逆ギレ会見が話題になっています。

これじゃ、謝罪になっていないのでバッシングは間違いなしですが…。

生食用の肉というのがありユッケに使われているのだろうと思いましたが、実際には生食用の牛肉は流通しておらず、すべてのユッケを出す国内の焼肉屋(!)は違法ということが暴露されました。

これは今後、問題になりますね。こういう安全管理が基本的に日本では弱いわけです。

本来、牛の生肉、馬刺し、鹿の肉とかめったにおめにかかれないものだったし、それだけに高価で、その分、きっと個人の責任で衛生管理はしっかりしていたと思います。そうそう日常的に口にするものではないでしょう。

そのあたりがグルメブームなのか、安価に口にできるようになった、この価格破壊が食の管理劣化を生んでいるのでしょう。

さて

危機広報の点からだけいうと最悪の会見に見えます。特に最後がまずい。もっともそのように見えるようにテレビ局は編集したのでしょうが。

楽天市場で探してみましたが、販売されてますね。しかも安い。







いつ消えるかな?






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ユッケO111中毒でもう一人の死亡が確認された

2011年05月01日 10時17分03秒 | ★原発事故
別の焼き肉店でも男児死亡…加熱用肉を生食提供(読売新聞) - goo ニュース
富山県砺波市の焼き肉チェーン「焼肉酒家えびす」砺波店で、生肉のユッケを食べた同県高岡市の男児(6)が腸管出血性大腸菌「 O ( オー ) 111」に感染して死亡した集団食中毒で、福井市の同チェーン店で食事をした未就学の男児もO111に感染し、死亡していたことが30日、厚生労働省などへの取材でわかった。  

同チェーンを経営するフーズ・フォーラス社(金沢市)が、厚労省の基準で生食用にできない肉をユッケとして客に提供したことも判明。富山、福井両県でさらに調査している。  

厚労省などによると、男児は下痢、血便などの症状で4月21日に入院。O111が検出され、腎臓障害などを引き起こす溶血性尿毒症症候群(HUS)の疑いで重症となり、同27日に死亡した。男児は発症前、福井市内の同チェーン店で食事をしていたことがわかり、福井県が従業員に事情を聞くなどして、同店での食事が原因かを確認している。  

同チェーン全20店舗に肉を卸販売している東京都板橋区の食肉販売業者は本紙の取材に対し、「そもそも生食用の肉は扱っていない。焼き肉など加熱用の肉のみ」と説明。卸した肉の包装などにも生食用とは記載しておらず、フォーラス社も「生食用でないことはわかっていた」と認めた。


そもそも生肉用でない肉をユッケとして提供していたというとんでもない会社です。

今後どのような不正が出てくるのか注視していきます。

また食の安全を脅かす事件が起きてしまいました。

腸管出血性大腸菌とは
大腸菌は、人や家畜の腸内に存在し、ほとんどのものは無害ですが、いくつかのものは、人に下痢などの消化器症状や合併症を起こすことがあり、病原性大腸菌と呼ばれています。この中で、特に毒力の強いベロ毒素を産生し、出血を伴う腸炎や溶血性尿毒症症候群(HUS)をおこすものを、腸管出血性大腸菌といいます。1996年の堺市などの集団感染で有名になったO157はその代表的なものですが、そのほかに026,O111,O128など多くの種類があります。


腸管出血性大腸菌感染症
人や家畜などの腸内にいる大腸菌には,下痢などを起こす病原性大腸菌(下痢原性大腸菌)等があり,4種類以上に分類されていますが,そのうちの病原性の強いベロ毒素を産生するものが腸管出血性大腸菌です。  腸管出血性大腸菌は,酸に強く胃酸の中でも生存します。また,75℃・1分間の加熱で死滅しますが,低温では生存します。  

人が感染する菌量は少量の1g当り50個程度であるため,人から人への二次感染を引き起こしやすいといわれています。  大腸菌には,O抗原(菌の表面の抗原)の種類が,O1からO181までありますが,この中で157番目がO157です。O157は,検出例が最も多い血清型なので,腸管出血性大腸菌の代名詞のように呼ばれています。次いで多い血清型は,O26,O111などです。


【関連ニュース】
腸管出血性大腸菌「O(オー)111」で集団食中毒-富山県砺波市の焼き肉チェーン - 未来への便り アドバンス

えびす集団食中毒 別店舗でもO111確認 患者38人に | チューリップテレビニュース

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