未来への便り アドバンス

学校職員を定年前に辞めました。そして株式会社を設立しました。AIを学びながらブログの記事をアップします。

ユッケ集団食中毒事件 大和屋の問題が浮上

2011年05月13日 11時19分13秒 | ★原発事故
生肉食中毒:生食用器具なし…卸業者「加熱用に加工」 - 毎日jp(毎日新聞)

焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件で、食中毒の原因と疑われるユッケ用の肉を卸した「大和屋商店」(東京都板橋区)が肉を加工する際、国の衛生基準が生食用の場合に定めている調理器具の使い分けをしていなかったことが分かった。


生肉食中毒:卸業者がユッケ用認識 サンプル作り試食も - 毎日jp(毎日新聞)

「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件で、店舗に牛もも肉を納入した食肉卸業者「大和屋商店」がチェーン運営会社「フーズ・フォーラス」と取引を開始する前の09年5月、ユッケのサンプルを自ら作り、試食し「問題なく感じた」とするメールを送っていたことが12日、フーズ社への取材で分かった。


焼き肉店集団食中毒:「生食用だと認識」 卸業者の従業員証言--捜査本部聴取 - 毎日jp(毎日新聞)

「焼肉酒家えびす」での集団食中毒事件で、チェーン店に肉を卸していた「大和屋商店」の従業員が、富山県警などの合同捜査本部の任意の調べに「ユッケとして使われることが分かっていた。生食用の認識があった」などと供述していることが12日、分かった。



契約書がないことがわかりましたが、大和屋にもかなり大きな過失があることがわかってきました。
どうも生食用と認識していたようです。

メール内容はコチラ↓↓

焼き肉店集団食中毒:卸業者「100%使用可能」 「えびす」表面削り不要と判断 - 毎日jp(毎日新聞)

焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」をめぐる集団食中毒事件で、卸売業者「大和屋商店」(東京都板橋区)が09年5月、チェーン店を経営する「フーズ・フォーラス」社(金沢市)にメールでユッケ用生肉の販売を提案し、「歩止り(使用可能な部分の割合)約100%」と伝えていたことが8日、分かった。フーズ社側は、仕入れ肉は表面を削り取る「トリミング」が不要と判断、2カ月後に取引を開始していた。富山県警などの合同捜査本部は、肉の納入経緯や契約内容を調べている。  

毎日新聞が入手した大和屋からのメールは09年5月20日に送信され、「国産牛 和牛経産(出産したことがある牛)モモ赤身100% ユッケ用のサンプルが出来ました。社員とサンプルテストしましたが、どの部位を食べてももんだいは無く感じました」と安全性を伝えていた。また肉質は「和牛の血統でその上雌なので味があります」とし、「歩止り約100%で、無駄がありません」としていた。



ただし「えびす」の問題も大きいです。実際に県の指導があったにも関わらずメニューからはずさなかったわけですから…。

ユッケは人気だから…県のメニュー変更指導断る : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

焼き肉チェーン「焼肉酒家えびす」の集団食中毒に絡み、3人の死者が出ている砺波店(富山県砺波市となみ町)が2009年1月の開店直前に、県から「(ユッケなど)生食用肉は危険だから出さない方がいい」と保健指導を受けたが、「人気メニューなので」と断っていたことが12日の県議会厚生環境委員会で報告された。



↓↓楽天でのユッケの販売はほとんどなくなりましたが、まだ販売しているところもあります。冷凍、真空パックでも危ないというのが今回の教訓のはずなのですが…。

コメント
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