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Mnemonic:記憶術?

2006-02-12 00:03:30 | 趣味の話&本と雑学メモ
(image photo: Fountain-pen, by Wikipedia)

 調べものをしていたら、下記の英単語にぶつかった。

MNEMONIC:From Wikipedia, the free encyclopedia

できるだけ辞書を引きたくなかったけれど、引いた。引いて少し驚いた。最近の15年間にて、初めて出くわした単語であるから驚いた。なぜそれが判別できるか?念のために解説しておく。一度引いた英単語には必ず朱色の鉛筆でアンダーラインを引いており、それが二度目三度目になるとそれなりの回数がわかるよう、自分の記憶しにくい単語が判別できるよう、自分の辞書を管理し整理しているからだ。恥ずかしながら、どうしても覚えにくいジャンルの単語がある。引いた回数5~6回のマーク付きの単語があるが、覚えにくくてしょっちゅう忘れている。

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さて、
引っかかる単語だから、さらにしつこく英英辞典を引こうと思ったけれど、PCから操作できるウイキペディア事典(言語)を引いてみたら、下記の意味が出ていた。同じく日本語表記可能となっていたので『日本語』も引いてみたら結構詳細に意味が載っていた。
我輩、今日も脱帽である。パソコンから直接参照できるウイキペディア百科事典の便利さを、今日もまた再確認した次第である。
実は、
最近になって人物の名前、特に映画俳優や歌手などのど忘れが激しくなったので、いささか気になっている。元々記憶力に自信のない我輩、あえて今さら『記憶術』などどうでも宜しい事なのであるが、こうして百科事典を引いてみると、歴史的に科学的に?記憶する為の「技術」なり「工夫」がなされていたのだと感心する。
そして、自分自身の記憶にとどめておくためにも、本日参照したMnemonicの意味をブログ記事として記録しておきたい。

そして今からも尚、記憶力に自信のない我輩は、(特に英単語関連は)記憶しようと思わずに、ひたすら必要な英文を淡々と読み進めて行きたい。単語を忘れたていたら、ひたすら辞書を調べる。頭脳が記憶する必要性を感じていれば記憶しているであろうと、我が頭脳と気長に付き合っていきたく、記憶力の弱さを恥じることなく振舞うことにする。

以下、Wikipediaから、引用する。
A mnemonic (pronounced [nəˈmɑnɪk](発音記号明記できず) in American English, [nəˈmɒnɪk](発音記号文字化け) in British English) is a memory aid. Mnemonics are often verbal, something such as a very short poem or a special word used to help a person remember something. They are often used to remember lists. Mnemonics rely not only on repetition to remember facts, but also on associations between easy-to-remember constructs and lists of data, based on the principle that the human mind much more easily remembers data attached to spatial, personal or otherwise meaningful information than that occurring in meaningless sequences. The sequences must make sense though. If a random mnemonic is made up, it is not necessarily a memory aid.

The word mnemonic shares etymology with Mnemosyne, the name of the titan who personified Memory in Greek mythology. The first known reference to mnemonics is the method of loci described in Cicero's De Oratore.

The major assumption is that there are two sorts of memory: the "natural" memory and the "artificial" memory. The former is inborn, and is the one that everyone uses every day. The artificial memory is one that is trained through learning and practicing a variety of mnemonic techniques. The latter can be used to perform feats of memory that are quite extraordinary, impossible to carry out using the natural memory alone.

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 <以下、ウイキペディア日本語からの引用>

『記憶術』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

意味:記憶術(きおくじゅつ)とは、記憶しやすくするための技術。

目次
1 歴史的経過
2 内容
3 数字子音置換法(メジャー記憶術)
4 数字仮名置換法
5 語呂合わせ
6 場所法
6.1 片手指法
6.2 両手指法
6.3 時計法
7 物語法
8 頭文字法
9 音韻法
10 形態法
11 関連項目
12 外部リンク
13 関連書籍


歴史的経過
古代ギリシアのシモニデスが開祖といわれる。修辞学の一部門として扱われていた。 古代ローマの元老院などでは、メモを使用しての弁論が認められていなかったなどの理由により発達した。
現在では主に、入学試験対策や資格試験対策に活用されている。

内容
記憶術は、大きく2つの系統に分類できる。一つは、純粋に記憶のコツのようなものによって記憶の効率を上げる方法、もう一つは、人間の能力を向上させることによって記憶力を向上させる方法である。

シモニデスによってなされた、宴の座席とそこに座っていた人間とを対応させて記憶する「座の方法」や、そこから派生した、物を掛けるためのフック(鈎)を想像して、これに記憶すべきものを対応させる「フックの方法」などが前者の例として知られる。

後者の例としては、視野の拡大や、右脳の活性化などによる方法や、記憶力の向上によい食品や生活スタイルの追求などがある。

現在体系化されている記憶術は多くは、この両者を組み合わせたものである。

数字子音置換法(メジャー記憶術)
数字を子音に置き換える方法である。子音と子音の間に適当な母音を補う。 英語などのヨーロッパ系の言語で用いられる。

0 → s, c(サ行の音), z
1 → t, d, th
2 → n
3 → m
4 → r
5 → l
6 → sh, ch, j, g(ヂャ行の音)
7 → k, c(カ行の音), g(ガ行の音), ng
8 → f, v
9 → p, b

数字仮名置換法
数字を仮名に置き換える方法である。数字子音置換法を日本語用に改良したもの。

1 → あ行 → あ、い、う、え、お
2 → か行 → か、き、く、け、こ
3 → さ行 → さ、し、す、せ、そ
4 → た行 → た、ち、つ、て、と
5 → な行 → な、に、ぬ、ね、の
6 → は行 → は、ひ、ふ、へ、ほ
7 → ま行 → ま、み、む、め、も
8 → や行 → や、ゆ、よ
9 → ら行 → ら、り、る、れ、ろ
0 → わ行 → わ、ん

語呂合わせ
数字を仮名に置き換える方法である。数字子音置換法よりも簡単に習得できるが、数字に対応する文字が少ないので、適当な文を作るのが大変である。音読みとその変形をカタカナ、訓読みとその変形をひらがなで表す。

1 → イチ、イ、ひと、ひ
2 → ニ、ふた、ふ
3 → サン、サ、み
4 → シ、よ
5 → ゴ、コ、いつ
6 → ロク、ロ、む
7 → シチ、なな、な
8 → ハチ、ハ、パ、や
9 → キュウ、ク、ここの、ここ、こ
0 → レイ、レ、ゼロ、まる、わ、ん
10 → ジュウ、とお、と

場所法
場所(実際にある場所でも、架空の場所でも良い)を思い浮かべ、そこに記憶したい対象を置く方法である。記憶したい対象を空間的に配列する方法である。片手指法、両手指法、時計法などがある。

この方法は海馬にある場所ニューロンの特性を利用している。場所ニューロンは名前のとおり、場所の記憶を司る。場所の記憶は動物にとって重要なため、長期記憶に保存されやすい性質を持っている。


片手指法
5の項目を片手の指に対応させて覚える方法である。

左手小指 → 1
左手薬指 → 2
左手中指 → 3
左手人差し指 → 4
左手親指 → 5

両手指法
10の項目を両手の指に対応させて覚える方法である。

左手小指 → 1
左手薬指 → 2
左手中指 → 3
左手人差し指 → 4
左手親指 → 5
右手親指 → 6
右手人差し指 → 7
右手中指 → 8
右手薬指 → 9
右手小指 → 10

時計法
12の項目を時計の文字盤に対応させて覚える方法である。

1時 → 1
2時 → 2
3時 → 3
4時 → 4
5時 → 5
6時 → 6
7時 → 7
8時 → 8
9時 → 9
10時 → 10
11時 → 11
12時 → 12

物語法
物語を考え、その話に記憶したい対象を登場させる方法である。記憶したい項目を時間的に配列する方法である。


頭文字法
記憶したい対象の頭文字を取り出して覚える方法である。

音韻法
数字をその数字と韻を踏む単語に置き換える方法である。

1 → one → sun,fun,gun,nun
2 → two → shoe,Jew
3 → three → tree,bee,key,tea
4 → four → door,core
5 → five → live
6 → six → sticks
7 → seven → heaven
8 → eight → gate,date,fate,mate
9 → nine → line,sign,pine,wine
10 → ten → pen,men,hen

形態法
数字をその数字に似た形に置き換える方法である。

1 → 鉛筆、煙突
2 → アヒル
3 → 耳
4 → ヨット
5 → 鍵
6 → さくらんぼ
7 → がけ、鎌
8 → だるま
9 → オタマジャクシ
0 → 卵

関連項目
記憶
速読術

外部リンク
記憶術の技法
記憶術に優れた人の脳
記憶力を高めるトレーニングと10のポイント

関連書籍
『記憶術』フランシス・イエイツ 青木 信義 、 篠崎 実 、 玉泉 八州男 、 井出 新、 野崎 睦美 ISBN 4-89176-252-7
『記憶術と書物 中世ヨーロッパの情報文化』メアリー・カラザース 別宮貞徳訳 ISBN 4-87502-288-3
記憶術と書物
『 記憶術のススメ 近代日本と立身出世』岩井洋 青弓社 ISBN 4-7872-3132-4
記憶術のススメより作成

以上、ウイキペディアより引用、、。

以下、アマゾンドットコムより、参考のため検索し添付した。記憶術に関連する書物は、英単語の記憶方法から端を発し、かなりの種類に及ぶ多数が紹介されているから驚いた。
コリン・ローズの加速学習法実践テキスト―「学ぶ力」「考える力」「創造性」を最大限に飛躍させるノウハウ

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