Cafe & Magazine 「旅遊亭」 of エセ男爵

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シリーズ:バリ島ウブドの荘園(2) 「トイレを書斎に?」

2005-05-10 12:10:50 | インドネシアとバリ島の話

バリ島、「(元)貴族の荘園」がウブドにあるのは前に話した。

しばらく、この荘園のロッジのトイレの話を続けたい。

この画像はトイレ、いや、堂々たる野外バスルームといわなければならない。

壁で仕切られてるから屋外ではない。

露天風呂か?

とにかく広い。

何と比較して広いか?
つまり~その~、せまっ苦しく感じてしかたない6~8畳くらいの大きさの寝室と比較して、その倍以上の広さのバストイレがあるから、不思議で不思議で滑稽で滑稽で仕方がないのである。

インドネシア人、つまり地元の人間が作った住居をあちこち見ているが、比較的寝室はどこを見ても狭っくるしい。
狭い寝室の方が落ち着くのかな~
以前、マランの大学のゲストハウスにいるとき、秘書の若い女性から聞いたことがある。
広い寝室では、幽霊が出てくるから恐ろしいのです・・・
先生は、幽霊が怖くないのですか?
どうもオランダ人の幽霊が出てくるうわさがあって、ジャカルタから来られたインドネシア人の先生方はそのうわさを知っているから泊まらないのですよ。
とか何とか云っていたのを思い出す。
我輩はイスラム教信者でないから、インドネシアの教授連中が見る幽霊は、我輩には決して見えないのだ、むしろ出てきてほしい、一度君たちの言う幽霊にお会いしたいもんだ。
と、切り替えしてやったら我が秘書君、突如、泣きそうな顔になり、仰天していた。
アラーの神は、我輩には、さっぱりわかりません・・・

あまり広い寝室も使い勝手が悪くなるが、ある程度広い方がゆったりとした気分になれる。

話を戻す。
バリ島のこのロッジの話に・・・
寝室に比べ、それに比べ、トイレは?、この有様である。

シャッターを押した我輩の立っている位置の足元に、便座がある。
どう見たって、これが狭い!、という読者はいないであろう。

もう一度このロッジの様式を整理しておく。

まず、

1)住まいの表に、まず、だだっ広い「桟敷?縁台」・・・

2)その奥に、せまっ苦しい「寝室」を設け・・・

3)さらに、寝室の奥に超デラックスな「バストイレ」・・・

という順序に従って組み合わされた、いとも簡単なユニットハウス?という事になるであろう。

いずれにしても「書斎」がほしいが、住居の中に書斎になるスペースがない。
ならば、この広大?なバストイレの中に、パラソルでも広げて机といすを持ち込み、書斎のスペースとする以外に方法はない。
なんですって?風通しのいい縁台があるから、そこを書斎にすればいいのではないか?
一瞬そう思ったが、無理でしょう・・・
あの縁台は、地元感覚で判断すると、どうも客間とリヴィングルームを兼ねたもののようだ。
人が出入りするから、落ち着かないではないか・・・
やはり落ち着くのはトイレしかないか。。。

早とちりは禁物、少し考えてみたい・・

まだ、10数カットの画像があるので、逐次詳細を紹介していく。

<続く・・・>

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