男木島の現実

2010-10-18 22:58:07 | ダイアリー
2週にわたり瀬戸内国際芸術祭で賑わう男木島に渡りました。アップの写真は女木島展望台付近より眺めた男木島です。



人口約200人の男木島に明らかにそれ以上の観光客が、フェリーが港に着くごとにやってきては、同じフェリーで去っていきます。



男木島は女木島に比較して平地が少なく、港を離れるとすぐ坂道となります。舗装をした狭い道が家と家とを隔てて続きます。この路地が瀬戸内国際芸術祭にはいい雰囲気を醸しだしていますが、住む住人にとっては大変な生活環境です。



男木島に野菜などを販売する商店はあるのでしょうか?私はお店を見つけることが出来ませんでした。路地を歩いていると男木郵便局がありました。古い看板がレトロ調ですが、芸術祭参加の作品ではないです。



港より鳥居を通り抜けて坂道を登ると高松市国民健康保険男木診療所がありました。







診療は予約制。診察日は月・火・木・金で診療時間は15:00~16:30と掲示されてました。歯科はありません。

ウチのGMに男木島に行かない?といいましたら、やんわり断られましたが、男木島に住んでいる住人方の気骨はすごいです。明治の時代からでしょうか、江戸期でしょうか。今の若い人に男木島に住んでやろうと思う方はいるのでしょうか?徳島県祖谷地方もそうですが、かの地に居を構えた人のバイタリティはすごいと思います。便利さに飼いならされた今を生きる我々では到底まねできないです。





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