四国再発見vol6.2 琴平駅 その3 安野光雅展 風景と出会い

2009-04-10 22:52:18 | カルチャー
今回の琴平行きには金刀比羅宮境内にある高橋由一館3階ギャラリーで開催中の安野光雅展を鑑賞するのも目的でした。以前倉敷大原美術館所蔵のアンリ・マチス展を観て以来の金刀比羅宮での美術鑑賞です。

安野画伯は島根県津和野出身だそうで、森鴎外や西周と同じです。安野画伯は昨年菊池寛賞受賞、日清製粉グループの情報誌「パトス」10周年記念として今回の企画だそうです。

会場には「パトス」のために描かれた水彩による風景画40点の他、水彩画を原画にしたデジタル版画なるものが展示されています。水彩画はヨーロッパの風景が中心で、中では「スペイン バスクの港」「ポルトガル ポルトの町並」が印象に残り、この2点のポストカードを記念に購入です。

デジタル版画なるものが存在しているのには正直驚きです。版画といえば、リトグラフ(石版画)、木版画、シルクスクリーンが有名ですが、デジタル版画なるものがあるのですネ。デジタル版画各100部限定で95000円、刻印と作者安野画伯の直筆サイン入りでした。これって高いのか安いのか、私には分かりません。折を見て「松村画廊」さんにお聞きしたいと思います。

この安野光雅展は3/12~5/10まで開催です。ご興味のある方は是非ご覧になって下さい。

尚、4月は展覧会が目白押しです。
 加山又造展       4/17~5/31 高松市美術館
 近くてなつかしい昭和展 4/11~5/10 県立ミュージアム
この上記展覧会にも是非行きたいものです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする