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原発作業員、暴力団関与の会社が不正派遣か?

2012-01-12 18:02:24 | 労働
「原発作業員、暴力団関与の会社が不正派遣か

読売新聞 1月12日(木)17時28分配信

 福井県内の原子力発電所の関連工事の下請け業者に、不正に作業員を派遣していた疑いが強まったとして、福岡県警は12日、東証1部上場の建設関連会社(本社・東京都)と北九州市若松区の建設会社の関係者ら数人について、労働者派遣法違反などの疑いで事情聴取を始めた。

 容疑が固まり次第、逮捕する方針。県警は、指定暴力団・工藤会(本部・北九州市)幹部が北九州市の会社の経営に関与しているとみている。原発周辺の作業現場は危険が伴うため人手不足が常態化しているとされ、県警は、こうした実態に暴力団が目を付け、資金源にしていた疑いがあるとして全容解明を進める。

 原発関連工事の労働者派遣を巡り、暴力団の関与を視野に捜査当局が強制捜査に乗り出すのは異例。

 捜査関係者によると、東京都の建設関連会社が受注し、福井県内の会社に発注した原発関連工事で、北九州市の建設会社が作業員を派遣。その際、同市の会社は、派遣に必要な厚生労働相の許可を受けていなかった疑いが持たれている。

 建設関連会社は主に、原発の建設や保守、点検業務などを手掛けている。県警は、派遣の経緯について事情を聞いている。
最終更新:1月12日(木)17時28分


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