白夜の炎

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メディア報道は正しく政治家に関する情報を伝えているのか?

2011-09-16 16:32:11 | 報道
*以下は加藤優子さんのブログからの転載です。(http://diamond.jp/articles/-/14004)

 加藤さんが言われる通り、いつからメディアは政治家の片言節句を伝えて、政治家を断罪し、辞任に追い込む権限を持つようになったのでしょう。

 考えさせられます。



「全ての閣僚失言は平等ならず

 福島第一原発を視察した鉢呂吉雄経済産業相(当時)が原発周辺地域について「残念ながら周辺市町村の市街地は人っ子一人いない『死の町』だった」と発言し、さらに夜回り囲み取材で(正確なやりとりは未だ不明ながら)防災服をすりつけ「放射能をうつす」というような意味の発言をしたらしい。

 鉢呂氏はこれで、大臣を辞任しました。鉢呂氏は大臣になる前から福島を訪れ、放射性物質の除染や子供たちの年間線量引き下げに取り組んでいた人なのですが。

 この展開を見ながら私は、政治家の失言を批判することと、その政治家を辞任に追い込むことは別次元の話ではないかと、げんなりしながら週末を過ごしました。

 まがりなりにも民主手続きで閣僚となった人について「閣僚としての資質に疑義」と一方的に審判を下す権限が、いつマスコミに信託されたのかと思いながら。まして、正確なやりとりが不明な発言が理由で……などとグルグル考えながら(報道の経緯については、13日付『朝日新聞』(東京本社版は37面)の「メディア・タイムズ」が検証)。・・・・・・・・・」


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