白夜の炎

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好きな航空機/アドラ196

2013-07-24 16:48:59 | 軍事
アドラ196。第二次大戦中のドイツの艦上水上機。

空母をもたなかったドイツでは、日本やアメリカのような本格的な艦上戦闘機・爆撃機の開発はなかった。軍用艦船からカタパルトで射出され、フロートで着水・帰還。クレーンで引き揚げられるという、偵察などに使用するタイプである。

なおウィキペディアによれば以下のような線歴がある。

「採用後はカタパルトを装備した海軍の主要な艦船に搭載され、偵察、観測任務に就いた。特にドイツ戦艦グラーフ・シュペーやアドミラル・シェーアの搭載機としての南大西洋での活躍が有名である。また、沿岸基地からの対潜水艦攻撃や哨戒任務にも多数使用された。

本機の戦果の中で特筆すべきは、1942年デンマーク沖でイギリスの潜水艦を捕獲したことがあげられる。哨戒中の2機のアラド Ar-196は眼下にイギリス潜水艦が浮上したのを発見し直ちに爆雷を投下した。至近距離の爆雷攻撃により損傷を受けた英艦(潜水艦シール)は潜航不能となり、やむなく水上離脱を図ったが機関砲攻撃でさらに破損した。遂に潜水艦乗組員により2機に対して白旗が振られ、連絡を受けて急行したドイツ軍の掃海艇に引き渡された。航空機が潜水艦を鹵獲する稀有な事例であった。」(http://ja.wikipedia.org/wiki/Ar_196_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F))



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