アラカン新米ママの東京ぐうたら日記

45歳でできちゃった婚、46歳でいきなりシドニー移住&出産、東京に戻り、右往左往のままはや娘は10歳を過ぎ・・・。

初盆踊りとI love something!

2014-08-05 15:54:13 | 日記
近くの小学校で盆踊り大会があったので、娘を連れて行ってみました。


目と提灯が光ってる!

盆踊り大会がある、とポスターを見て知っていたのですが、実は当日すっかり忘れて外出しておりました。が、帰り道「月が~出た、出たあ~」と
東京音頭が聞こえてきて、はっと思い出す。あと1時間弱はやってるみたいです。

盆踊り、といってもわからないので「ダンスしにいこう」と娘を誘いました。ちょっと違うんだけど、と自分で思いながら(笑)。
「ダンス?ダンスしたい!」とおそらく全然違う想像をしているだろう娘を自転車にのせて、小学校に行きました。


屋台でもらった光るウサギ。

休憩中なのか、町内会のメンバーのご挨拶ばかりしているのが聞こえます。櫓にも太鼓を叩く人はなく、広い校庭はなんだか人もまばらで寂しい感じ。
ぽつんぽつんと屋台もでてきますが、ライトもあまりないので、よく見えない。
「ダンスするの?」と娘。「いまお休み中みたいね」と屋台を見て回ります。


風船割り。

屋台といっても、おそらく町内会などのボランティアなのでしょう、お金でなくてチケット制です。ディスプレイも手作り感覚
満載。
「ちょっと怖い」と暗い校庭を怖がる娘は私の手をしっかり握ったままです。
ダンスはやってないし、ちょこっと屋台があるだけで、なんだか暗くて、でも子供が浴衣をきていたりして、おそらく娘には理解不能な状況だったのかも(笑)


太鼓たたく子供たち、かっこいい!

少ししたら盆踊りが再会し、櫓に子供たちがはいって、太鼓を叩き始めました。それがかっこいいと思ったらしく、娘はそばでじっと見ています。
東京音頭、炭坑節、八木節、となんとなくまわりを見ていると、私も踊れる盆踊り。小さい時から身についてるって、こういうことかあ、と我ながら
おかしくなります。娘もちょっとだけ動いてみたりしていますが、すぐにまた私に抱きつきます。
おうちに帰りたい、というので30分ちょっとで帰りました。


お手本になる人のうしろにつづく子供たち。

校庭のはじにとめてある自転車にのりながら、また櫓をみると、みんなが踊りだしても、櫓をかこむ輪が出来ないほどの人数なので、
なんだかまばらで裏寂しい感じではあります。でもまわりを歩いてる子供たちは、すごく元気。最近はやりなのか、下がスカートになった
浴衣をきてる女の子たちがたくさんいて、男の子も甚平きたりして、夏のお祭り気分を楽しんでいるようです。
薄暗いからかもしれませんが、みんなけっこう日焼けしてるように見えます。

なんだか、とってもアジアだなあ、と妙に感心してしまいました。


かなり暗い盆踊り大会会場です。

家に帰ってから、なんだろう、この感じ、前にもあったぞと思い出したのが、インド洋津波があった時のタイです。

たまたまマレーシアからタイに入り、バンコクをめざし、車で北上していた時に、津波が起こりました。
ちょうどプーケット島に波が遮られる場所にあった、ぱっとしないリゾート地に宿泊していたので、大きな被害を直接被ることはなかったのですが、
予約していた先々のホテルは電話が通じなくなっていました。アンダマン海側のホテルばかり予約していたので、
そちら側の津波の被害が大きかったのだろうと推測して、急遽反対側のタイランド湾側のホテルを探しました。

急遽移動した先の、もう名前も忘れてしまった、その街は、その地域では一番のビジネス街で、その街でいちばんいいホテルにとまったのですが、
タイ語のテレビしかなく、ベッドにはダニだか何か虫がいて、横たわるとかゆくなります。

部屋にいてもそんな調子なので、蒸し暑い中、外に出てふらふら歩いてみました。
少ししたら、ちょっとした街の夏祭りらしきものが見えました。屋台がでていてちょっとした舞台で何かの出し物がやっていました。
電気は薄暗くて、蚊に食われて、でも子供たちがやたらに元気で、屋台でかいものをしたり、ゲームをしたり、おかしをたべたりしていました。

蒸し暑くて、薄暗くて、子供が元気、という3点が共通していて、だから思い出したんだろうね、とクーラーのきいた涼しい部屋で
夫に話しました。
まだその時は夫にも出会ってなかったし、まさか自分が子供を生むなんて思ってなかったなあ、なんてひとり思いながら。


居酒屋さんのいけす。アジをとろうとお店の人が網を動かすのを見ています。

さて、お友達のお友達が遊びにきてくれました。初めての日本だそうで、なんだか見るもの聞くもの、どれも新鮮らしく、
話をしても興奮しているのがわかり、こちらまで楽しくなります。

20代前半のアメリカ人男性で、今は韓国の英語で教える幼稚園に勤務していてるそうで、この半年弱住んでみた韓国と
はじめてみる日本との違いを話してくれて、ソウルだけですが、2度ほどいったことのある私と韓国にいったことの
ない夫は、とても興味深く聞いていました。


アジ、これだよと見せてくれました。

シーフードが苦手だけど、韓国では焼き肉とコストコで調達したピザとパスタばかりだから他のものがいい、という彼と、
ピザが食べたいという娘のリクエスト両方をかなえるため、居酒屋さんにいくことにしました。
この青年、苦手だといいながらも、「ホタテの焼いたのなら、食べられるかもよ」と私たちがすすめると、素直にトライしています。
「けっこういけるかも!」という彼の反応に喜んだ私たちは、じゃ、これは、これは、と次々に注文して食べさせてみます(笑)

最初は恥ずかしがっていた娘ですが、だんだんと親しくなり、最後にはしっかりだっこしてもらって、まとわりついています。
けっこうハンサムくんだったから、娘もかなり気に入ったようです(笑)。

いっしょに帰宅し、お風呂にはいって寝る用意をした娘は、「いっしょにねる~」とその青年から離れたくない様子。
でもだめ、ママといっしょにベッドにいきましょう、と引き離しました。


ヨーグルトパフェも食べようね。

次の日の朝、パパといっしょに階下におりた娘が、突然泣き出しました。どうしたの、と夫が訪ねると、I love something,
I love something!と娘が涙ながらに訴えます。かなりの大泣き。
おそらく、あの青年が、まだいると思ったのでしょう。お風呂にはいってパジャマになったあとでも、まだ彼はいたので
しばらくいっしょにいられると思ったのかもしれません。
でも朝になったら、もういなくて、ショックだった。名前を覚えてないけど、彼が好きなの、といいたくて
I love something と訴えたのではないか、と夫と大笑いしました。

それほど好きなら、せめて名前だけでも覚えようね(笑)。

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