吉佐美浜にまた来ました〜!
お盆休み明けてすぐ、毎年9月か10月にいく下田のアーネストハウスに行ってきました。
https://www.ernest-house.com/
がらんとした吉佐美浜、風が気持ちいいです。
8月半ばにここにくるのは初めてです。海の水は9月と同じくらい、思ったより暖かくないのね。ペンションは満室でしたが、ビーチの人影はまばらで、9月と同じくらいのんびりとした雰囲気が嬉しい。
バスケットに入った朝食を持って、ビーチに出かけるのが毎年の楽しみ。
伊豆とは思えないほど透明で魚がたくさんいるシュノーケリングスポット、ヒリゾ浜のことは数年前に聞き、行ってみようと準備しましたが、あいにく娘が高熱を出し、下田行き自体を断念しました。
朝の海。
秘境だと聞いていたヒリゾ浜ですが、「親子で遊ぼう夏休み2020年」みたいな雑誌にはしっかり掲載されていました(笑)。
どうやらテレビで放映されたらしく、ものすごい混雑らしい・・・。
ヒリゾ浜にて。
それでも今年は一応シュノーケリングの用意はしてきました。ペンションのご主人に聞いてみたら、「お盆休み中はさすがに混雑していたみたいですが、今朝はそれほどでもなかったようですよ」と何やら調べてくれました。
「行くなら、今年が行きどきかもしれません。明日、ここを朝6時過ぎに出れば大丈夫かも」とのこと!
テントがいっぱい。
それはチャンス!と頑張って早起きして、宿を朝6時に出て、でも忘れ物に気づいて、また戻ったりして(笑)、でも7時前には
中木港の駐車場に着きました。整理券を無事にゲットして、駐車場に向かうと、あと10台ないくらいの空き状態。例年は5時でも
もう満車になるらしい・・・
さ、泳ぐぞ〜
8時になると渡し船が出航し、5分ほどでヒリゾ浜に着きます。石がゴツゴツして日陰のない浜に、どうにか平らな部分を見つけて
テントを広げます。海に入ると、朝だからか、まだちょっとひんやりしています。
行ってきま〜す!
海に顔をつけると、小さな青い熱帯魚がちょろちょろ、メダカの学校みたいな群が下の方でワラワラ動いてます。
オレンジ色の小さいサンゴが黒い岩にあちこちへばりついています。海中は、おそらく以前は色が濃かったであろうサンゴに
海藻がゆらゆら。
ああ、水中カメラを持ってこなかったのが悔やまれます・・・備忘録として、ネットで見つけた写真で、私が見たのはこんな感じだった、という写真を載せておきますね。
(ネットで「ヒリゾ浜、シュノーケリング」と検索すると、驚くほど透明で美しい青い海やものすごく数のいろんな魚の写真が
出てきますが、私たちが行った日はやや曇りがちだったので、それほどではありませんでした。かんかん照りだともっと青くてきれいな海が見えたのかもしれませんが、そうだったら、日陰のない浜では暑くて大変だったかも・・・)
生まれて初めてシュノーケリングをする娘は、最初は怖がって、ライフジャケットを借りました。でも、海中にいろんなお魚がいるのが楽しいらしく、なかなか海から上がりません。少ししたら、ライフジャケットを脱ぎ、さらにもう少ししたら足ひれをつけて
泳ぎ始め、気がつくと全く足の届かない、深さ2、3メートルのところも平気で泳いでいました!
「お魚かわいい!」と追いかけていくうちに、深いところに入ってしまうのですが、楽しくて怖さを忘れ、すると泳ぎやすくなり、
という好循環。お昼には日差しがかなり強くなるので、帰る人が増え始めますが、「まだずっといる!」と娘(笑)。
浜にはお手洗いもお店も何もないので、年中往復している渡し船で中木港に行っては用を足します。なんだかんだと私たちは2時過ぎまでおりましたので、6時間はヒリゾ浜に滞在したことになる。娘はそのうち少なくとも4時間は海の中で遊んでいたはず。
25メートルくらいは泳げるようになっていましたが、足がつくところでした泳いだことがなかった娘です。それが4時間の間に、ライフジャケットなしで、足ひれをつけて、水深2、3メートルのところを平気で泳げるようになりました!
かわいい、きれいなお魚がいて、かわいいから、もっと見たいから、とどんどん上達しちゃいました。
ふと、数十年前にハワイやバハマ、御蔵島でイルカと泳いだことを思い出しました。
あまり泳げなかった人が、イルカと泳ぎたくて、あるいは泳ぐのが楽しくて、気がつくとぐんぐん潜ったり、かなりの距離を泳げるようになっていたのです。
楽しさってものすごく大きな原動力なんだなあ、と改めて思いましたですよ〜。
ふたたび、吉佐美浜。
次の日の朝、吉佐美浜で、バスケットに入った朝食をいただきながら、足がつくところで水遊び。
サーファービーチなので、波はやや強めですが、朝はそれほどでもありません。
でもね、前の日、深い海でぐんぐん泳いでいた娘は波を怖がり、なかなか海に入らない(笑)。
確かに波が穏やかな日だったし、岩に囲まれているので、波はほとんど感じない中でのシュノーケリングでした。
やっと説得して、海に一緒に入って、手を繋いだまま泳いでいたら、楽しくなったらしく、一人で泳ぎ、そのうち
また足ひれをつけて、ぐんぐん泳ぎ始めた。
まだ泳ぎたいんだけどね・・・。
もっと泳ぎた〜い、と言い出したところで、そろそろ出発の時間となりました(笑)。
次に海に行くまで、この楽しさを覚えていますように〜!
伊豆の海、また来るよ〜!