アラカン新米ママの東京ぐうたら日記

45歳でできちゃった婚、46歳でいきなりシドニー移住&出産、東京に戻り、右往左往のままはや娘は10歳を過ぎ・・・。

「ルックバック」、「三島喜美代ー未来への記憶」& 運動会

2024-07-06 16:35:02 | 日記


「ルックバック」のパンフレット。

おそらく娘が一番好きな漫画「ルックバック」がアニメになったので、初日に行ってきました。



学校帰りで、電車が遅れ、57分のうち残り半分以下しか見れず、娘は半べそをかいていました。


親子二人で2回鑑賞したので、特典の読本4冊。元の漫画と同じくらいの厚さ!

その後、リベンジで最初からしっかり見て、親子して大感動し、お茶をしながら色々喋りまくりました(笑)。


いきなり無関係なお好み焼き(笑)、小学校の後輩ファミリーと楽しいごはん会。

原作への愛とリスペクトが画面から溢れ出ているようなアニメでした。原作よりもアニメの方が、絵が凝っていて、さらに上手なのは、漫画原作のアニメでは初めて見たかも?


古河庭園でバラが見たい、と母が珍しく自分から言い出したので、連れて行きました。

元々短い話なので、ストーリーやセリフもほぼ原作通りなのも、原作ファンには嬉しいところでしょう。またぴったりの声や音楽で、原作にあった感情がさらに増幅される。


階段はもう無理ですが、平地なら少しは歩けます。

「チェーンソーマン」で人気の藤本タツキ先生の漫画が原作ですが、読み切りの、どちらかというと地味な話なので、(娘が大好きで私も勧められて読んで大好きでしたが)まさかアニメになるとは娘も私も想像もしていなかったのでした。


レトロな喫茶店で、あんみつ。

引きこもりの女の子が出てきますが、アニメでも原作でも「人が怖いから」というセリフのみで他の説明一切なしなのも潔くていい。絵を描くこと、友情、基本的にその二つしか描いていないのに(学校とか事件とか、あるけれど)、すごく広く深い世界を感じるのです。周りの啜り泣きを聞きながら、私もちょっと泣いてしまった・・・。

娘はあと数回見るそうです(笑)!


いつも興味深い展覧会を見つけてくれるお友達が教えてくれた「三島喜美代ー未来への記憶」展、すごく良かったです!


明日7月7日までなのですが、もし間に合うなら、ぜひお薦めしたい展覧会です!




これら全て焼き物でできているんです!陶器だったり、途中から溶解スラグというゴミを溶かしたものを使ったりして、雑誌や段ボール、チラシ、タグなどよく目にするものを焼き物で表現してるのです。


両手でお持ちください、とあるので、両手で持ってみると、確かに陶器の重さがあります。見た目は空き缶なのに・・・なんだか不思議な感じ。


その辺にあったゴミと陶器でできた新聞紙で作った、とのこと。

ご本人のインタビュービデオが流れていて、「あまり考えず、面白いなと思ってやってみた」と飄々としているのも好ましい。「これからはゴミの時代だなって思ったんです」とかね、環境問題など現代を鋭く切り取ってるようなコメントでもあるんだけれど、さらりとした口調からは、楽しいからやってる、という軽さを感じます。


「20世紀の記憶」

20世紀の100年分の新聞をレンガやブロックに転写して部屋中に敷き詰めた「20世紀の記憶」は圧巻です!難しいこと抜きに、まずは度肝を抜かれる!




戦争もあったし、オリンピックもあったし、遺伝子組み換えもできるようになったし・・・一つ一つ全部を見ることはできないけれど、いくつか拾い読みをするだけでも、インターネットが出現する前から、すでに新聞やテレビで大量の情報に圧倒されていたんだよね、と思い出させられます。



展覧会を見ている時は、「うわあ!」「すごい!」でどんどん見てしまうのですが、展覧会を後にしてから、電車の中で、情報過多とかゴミとか、色々考えてしまいました。

同時に「ゴミでゴミを作ってる」と楽しげに語っていた三島さんのインタビューを思い出し、なぜか救われた気持ちにもなりました。


東京の美術館で初の個展の最中に惜しくも亡くなられた三島喜美代さん、ご冥福をお祈りします。

何かをするとゴミになるし、ゴミが出るし、情報もたくさんあって、追いつけないし、すぐに古くなる。私自身も老化、劣化を日々感じて、ゴミになっていくような気もするし、情報にも追いつけず、昔にしがみついてる化石になってきている気がしているけれど・・・それだけじゃないのかも?自分にとっていらないもの、古くなったもの、嫌なものを切り捨てるだけじゃなくて、楽しんでしまう、一緒に遊んでしまうやり方もあるのかも?みたいな感じ、とでも言ったらいいんでしょうか?

この展覧会は、現代への風刺もあるかもしれないけど、同時に優しい眼差しでもあるのかな、それもひっくるめて「今の時代を表現する、人の営みを表現してる」ってことになるのかな、なんてあれこれ考えながら帰路についたのでした。


この中で運動会が開催されました。

ところで、先日、中学校での運動会があり、小学校と全く違うので、驚きの連続でした!


電光掲示板で得点表示、観客席から「高みの見物」(笑)。

小学校の時は、全校生徒50人くらいで、得点になる競技には保護者も参加していましたし、記録係など保護者もやることがあり、かなり忙しかったのです。
野外の運動場で、往々にしてお天気で日差しが強いので、テントを持って行って、その中でお昼は子供と一緒にお弁当を食べて、と1日がかりのファミリーイベントでもあったのです。

それが今回は、生徒は600人以上いるし、冷房の効いたスタジアムの中で、保護者は観客席から見るだけ!中高生の競技は、小学生よりスピードや躍動感があり、見ているだけでも結構楽しいものですね。


大縄。

初めての大縄、全くできなかった娘は一生懸命練習して、かなり上手になっていました。他にも応援合戦で、たくさんのダンスを覚えたり、小学生の時も運動会は毎回練習や運営で大変そうでしたが、今回も違う意味で頑張っていたようです。

「戦禍のぞう」、実話を元によく練られたストーリーで、すごく考えさせられた朗読劇、でも衣装も動きもしっかりした舞台でした。前説中のwhitewayのお二人。

ぐったり疲れて帰宅した娘と、見ていただけなのに疲れて帰宅してすぐにベッドに倒れ込んだ私、疲れたもの同士で大喧嘩をしてしまいました。実に些細なことがきっかけだったんですが、大人気なかったな、と後で正気に戻った時に(?)反省して謝りました(笑)。

メッセージに気づかなくて、勝手に誤解して怒って、本当にごめんね〜、とここでももう一度、謝っておきます(笑)。