べそかきアルルカンの詩的日常“手のひらの物語”

過ぎゆく日々の中で、ふと心に浮かんだよしなしごとを、
詩や小さな物語にかえて残したいと思います。

École de Paris ~巴里の異邦人~

2016年02月21日 11時43分23秒 | 哀愁

人生は
描いて飲んで騒いで語る
ただそれだけで充分さ
寒い夜に肌寄せあえる
相手などいればなおのこと

人生はつかの間の夢
巴里の灯もまた夢まぼろし
描いて飲んで流されて
あとはほろ酔い気分で土の下
冷たくなって眠るだけ
そこに戯れの
詩のひとつでも献じてもらえれば
もうなにもいうことはない

人生はつかの間の夢
巴里の灯もまた夢まぼろし
描いて飲んで騒いで語り
心すべきは
余すことなく演じきること





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