べそかきアルルカンの詩的日常“手のひらの物語”

過ぎゆく日々の中で、ふと心に浮かんだよしなしごとを、
詩や小さな物語にかえて残したいと思います。

夏の盛りはとうに過ぎて

2023年09月03日 18時04分54秒 | 哀愁



緑滴る
ひとすじの小径
夏空のした
ゆれる陽炎
とおく
日傘の陰で手をふるひと

さりげなく先細る
時の流れの中で
ぼくも小さく
手をふりかえす
このひとときの儚さ
どうにもならない
虚しさを知りながら




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べそかきアルルカンの“徒然読書日記” 
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べそかきアルルカンの〝スケッチブックを小脇に抱え〟
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べそかきアルルカンの“銀幕の向こうがわ” 
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