銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

羊たちの沈黙

2020-09-20 00:04:58 | は行

今宵の友は、1991年製作の「羊たちの沈黙 SPECIAL EDITION」!
殺した女性の皮膚を剥ぐという連続猟奇殺人事件を追うFBIの訓練生が、元精神科医の殺人犯との対話からヒントを得て、猟奇殺人犯を突き止めるサスペンス・スリラーで、原作はトマス・ハリスの同名小説。第64回アカデミー賞で主要5部門を独占受賞をした。また、この作品で、ハンニバル・レクターの名前と「人食いハンニバル(Hannibal the Cannibal)」の二つ名は世界的知名度を上げた。

FBI訓練生クラリス・スターリング(ジョディ・フォスター)は、バッファロー・ビルと名付けられた猟奇殺人犯による若い女性の殺害・皮剥ぎ事件を解明するように行動科学課のクロフォード(スコット・グレン)から任務を課される。解明の手掛かりとして、元精神科医で“人肉事件” の犯人として収監されている囚人ハンニバル・レクター(アンソニー・ポプキンス)に会うように指示されて……という設定。

心理描写や音楽・映像等、全てにぐいぐい引き込まれて、最後まで一気に観てしまった。J・フォスターの女性ならではの心情・表情が上手く表現されていたし、それ以上にDr.レクター役のA・ポプキンスの演技が怖いと言うか、渋いと言うか見事にキャスティングが嵌った印象を受けた作品。凛々しいJ・フォスターの容貌に二重丸!

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