銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

102

2007-05-28 01:23:01 | わ行
今宵は2000年制作の「102 (SPESIAL EDITION)」!
前作から3年後設定で、101匹のうちのディップスティックとその子供オッドボールを中心にまたもやクルエラとの駆け引きを描いた作品。相変わらず動物たちの演技は素晴らしい。

投獄されていたクルエラ(グレン・クローズ)が、最新の精神療法の効果ですっかり愛犬家となり仮釈放され、捨て犬のための保護団体に多額の寄付をする。更生したと信じる捨て犬保護団体のケヴィン(ヨアン・グリフィス)や初めは疑いの目で見ていた保護観察官のクロエ(アリス・エヴァンス)を巻き込んで、一躍動物愛護の旗手のようになる。ところが、ふとしたきっかけで元の邪悪な心が・・・という設定。

斑の無い子犬を主人公にする為、いろいろな方法を模索した結果、CGで斑を消すという一番大変そうな手法を取り、それだけに1年かけたとは脱帽もの。ただ冷静に作品の出来映えを判断すると、前作を越えられなかった感じがする。途中で「わんわん物語」の映像を挿入したり、同作の有名な場面をケヴィンとクロエの姿とオーバーラップさせたのは、なかなか通好み・・・かな?(笑
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