銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

X-MEN/ファイナル ディシジョン

2007-04-29 01:07:31 | あ行
今宵の友は2006年制作の「X-MEN/ファイナル ディシジョン」
DNAの突然変異で超能力を持って生まれたミュータントたちを主人公に、人間との共存か、戦いかの道を探る彼らの姿を描くシリーズの第3作。監督が前2作のブライアン・シンガーから、ブレット・ラトナーへと変更。

人間との共存を願う組織“X-MEN”では、No2のジーンの死、その悲しみで自暴自棄になるスコットと、弱体化していた。そんな時、一人の少年の能力からミュータントの特殊能力を消し去り、人間に変える新薬“キュア”が開発される。ミュータントたちは、差別や偏見と闘いながら生きるか、能力を捨てて多数派の人間のひとりとなるのか、最終選択を迫られることになる、という設定。

監督変更に伴い、前2作とは違い、見た目の面白さを前面に出した仕上げで、心の葛藤とかは隅に追いやられた感じがする作品。ヒュー・ジャックマンやハル・ベリーらのアクションは確かに良いのだがどこか違和感があった。予告で最終決戦と謳ったり、サブタイトルにファイナルとかあるので、完結編かと思いきや TO BE CONTINUED・・・的なシーンがあるしw 続きがあるのなら、本来の路線に戻した方が良い気がする。
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