銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

ニューオーリンズ・トライアル

2007-04-24 01:14:57 | な行
今宵は2003年制作の「ニューオーリンズ・トライアル (PREMIUM EDITION)」!
銃と訴訟、どちらもアメリカを象徴的に物語るふたつを題材に、表の法廷の面と裏で展開する頭脳戦を陪審員制度を軸に描いたサスペンス。

証券会社で銃乱射事件が発生し、16人が死傷、犯人は自殺という事件が発生。この事件で夫を失った女性セレステが原告となり、地元のベテラン弁護士ローア(ダスティン・ホフマン)を雇い、銃の製造メーカー相手に民事訴訟を起こす。被告側も会社の存亡をかけ陪審コンサルタント、フィッチ(ジーン・ハックマン)を雇い、あらゆる手段を駆使し陪審員候補者の選別に取り掛かる。そして決定した陪審員団の中に謎に包まれた男ニック(ジョン・キューザック)がいた、という設定。

この手の内容を得意とするジョン・グリシャムの原作だけあって、面白い。日本ではまだ馴染みの薄い陪審員制度だが、その盲点を突いた感じがする。マーリー役のレイチェル・ワイズは、30越えてからますます美しいぞw
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