今宵は2002年制作の「NARC/ナーク」
警官殺しの真相を解くため、コンビを組むことになった2人の刑事各々の苦悩や葛藤に焦点を当てたクライム・サスペンス。派手さは無いが秀作。トム・クルーズのプロデュース作。“NARC=潜入麻薬捜査官”とのこと。
麻薬捜査官ニック・テリス(ジェイソン・パトリック)は、犯人追跡中に市民を巻き添えにし、誤射してしまい停職となる。18ヶ月後、上層部は、警官殺し事件の真相究明のため、手荒い捜査で有名なオーク警部補(レイ・リオッタ)と組み捜査することを条件に、復職をさせようとする。一旦は固辞したテリスだったが、思うところがあって条件を飲み、捜査を開始する、という展開。
事件の真相に行き着くまでの紆余曲折を表現するのに、2人の刑事の言動や心理描写が良く描かれている。映像でも家庭の暖かさを表すのに光を多用し徐々に光が減っていく様で、主人公の心の孤独さ、葛藤を上手く表現している。筋書きは、少し無茶があるけど、全体的にはなかなか良い作品の一つである。
警官殺しの真相を解くため、コンビを組むことになった2人の刑事各々の苦悩や葛藤に焦点を当てたクライム・サスペンス。派手さは無いが秀作。トム・クルーズのプロデュース作。“NARC=潜入麻薬捜査官”とのこと。
麻薬捜査官ニック・テリス(ジェイソン・パトリック)は、犯人追跡中に市民を巻き添えにし、誤射してしまい停職となる。18ヶ月後、上層部は、警官殺し事件の真相究明のため、手荒い捜査で有名なオーク警部補(レイ・リオッタ)と組み捜査することを条件に、復職をさせようとする。一旦は固辞したテリスだったが、思うところがあって条件を飲み、捜査を開始する、という展開。
事件の真相に行き着くまでの紆余曲折を表現するのに、2人の刑事の言動や心理描写が良く描かれている。映像でも家庭の暖かさを表すのに光を多用し徐々に光が減っていく様で、主人公の心の孤独さ、葛藤を上手く表現している。筋書きは、少し無茶があるけど、全体的にはなかなか良い作品の一つである。