銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

レディホーク

2007-04-20 01:26:21 | ら行
今宵の友は1985年制作の「レディホーク」
中世ヨーロッパを舞台に、嫉妬に狂った司祭が呪いをかけた事によって、夜は狼の姿になる騎士と昼は鷹の姿になる美女という互いに手を触れることも出来ない恋人同士を描くファンタジー。

アクイラの大聖堂の地下、脱獄不可能とされる牢獄から一人の若者フィリップ(マシュー・ブロデリック)が逃亡に成功。しかし、追っ手によって捕らえられ処刑されようとしていた時、鷹をつれた黒騎士ナヴァール(ルトガー・ハウアー)によって救われる。その夜、フィリップが馬の世話をしている間にナヴァールの姿が消え、どこからか美女イザボー(ミシェル・ファイファー)が現れた、という展開。

人の姿で会えるのは、日の出と日没のほんの一瞬のみという設定が、切なくて、なかなか話を盛り上げている。ファンタジーらしく、結末はハッピーエンドになるのだが、そこへ行き着くまでの展開が面白く、ワクワク感で観られる作品。
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