あざみ野荘つれづれgooブログ

おもに、サッカー関連のコメントを掲載していきたいです。
’78年のW杯アルゼンチン大会以来のサッカーファンです。

きのうの太田総理より~圧倒的な理想論まで行けちゃうんだよ!(追記:太田光の顔について)

2006-12-31 01:14:11 | テレビ
 きのうと書こうとしたら、もう日付が変わってしまっていたけれど、きのうの方が一昨日よりゴロがいいので、きのうのままにしておきます。(放送は、一昨日の12月29日でした。)

 スペシャルで、マニフェストはふたつだったと思うけれど、目玉の太田光のマニフェスト「憲法九条を世界遺産に」だけについて、メモ書き程度ですが、書いておきます。

 太田総理は、僅差で否決された後の感想で「よい議論ができた」と感想を述べていましたが、放送の時間枠のせいなのか、編集のせいなのか、放送された分だけの議論では少し物足りない気がしました。

 少しだけ、印象的だった太田総理の発言を紹介しておきます。

 マニフェストに反対の立場から、太田光に対して、「40代のロマンチシズムはいらない。」と言った松本と言う東大生の発言(彼の発言が現実的だとは思わなかったが)に対して、

 太田「もし九条が無くなって日本が戦争ができるという国になった時に、もしかしたら戦場に行くかもしれないという立場で言ってるんなら、何を言ってもかなわない。君が行くってものは止められない。」

(この松本君や彼が代弁しているという多くの20代が自分達が戦場に行くという意識や覚悟を持って発言しているとは私には思えないのだが・・・。)

太田「俺がヤなのは、そういうのを決めるのはその年齢のひとたちじゃないんだよ。その上なんだよ。そいつら行きゃしないんだよ!誰も死なない。もうひとひねりオトナを疑ってほしい!」

太田「戦争をするんなら誰が行くんだということを考えなきゃだめだと思うんだよね。」


そして、石破氏との議論で、

太田「テロリストとは何者かというと、文句を言ってメッセージを伝えたいんだよ。あの人達は。その方法を暴力にしちゃうからバカだと言ってるんだよ。それは絶対にことばじゃなきゃ伝わらないんだよ。この世の中を変えようって時には、絶対に武器は使っちゃだめなの。それは何でかと言うと、暴力は目立ちゃうから、メッセージが引っ込んじゃう。誰も見ないことになっちゃう。」

太田「憲法九条っていうのは、その先には、みんなこの憲法を守りましょうってとこまで行けるんだ。全員が全部の国が武器を捨てて、何かいざこざがあったら、それは武器でやるんじゃなくて話し合いにしましょうっていう圧倒的な理想論まで行けちゃうんだよ。行こうと思えば。行く気がなきゃ無理だけどね。」


 
 石破氏は、軍人を確保するために徴兵制は導入されるのかという質問に、ハイテク化された現在の軍隊では、徴兵制などによる在任期間短い軍人では役に立たないので徴兵制は導入するつもりはない、と言い、もし戦争になったら、短期間で終わらせ、いかに民間人を殺さないかというような戦いをすると言っていたが、これらが机上の空論であることは、今のイラク情勢の泥沼化やばんばん犠牲になっている民間人のことを考えても明らかだと思う。


追記:太田光が自分の議論相手の意見を聞いている時の顔ーちょっと皮肉ぽさを含んだ、それでいて肝の据わった不敵さを含んだような顔が私は好きだ!!最近の日本人(の有名人)であんなに知性+勇気+真摯さを感じさせる顔を他ではちょっと見たことがない。


それではみなさん、よいお年を!
2007年が希望の持てるよい年でありますように祈りつつ! 


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