あざみ野荘つれづれgooブログ

おもに、サッカー関連のコメントを掲載していきたいです。
’78年のW杯アルゼンチン大会以来のサッカーファンです。

日本VSアメリカ戦

2006-02-11 16:43:52 | サッカー
 ボールがキープできたのは最初の数分間だけで、まったくシュートを打たせてもらえず(加地の一本のみ)、ぼこぼこの火だるま状態で、よく2点ですんだなあと失望しつつ前半を観終えた時はどうなるかと思った。後半なんとか2点取り返したが、FIFAランキング通りの試合結果(2-3)だと思った。(シドニーオリンピックの頃は、日本が格上だったのに・・・。)
 アメリカはバランスの取れたよいチームだと思った。今日、観た限りでは、パスコントロール、スピード、フィジカル、組織力等どれをとっても日本より上だと思った。人目を惹くトリッキーなプレーや派手なプレーがあるわけではないが、オーソドックスなことをきちんと積み上げて強いチームを作り上げてきていると思う。面白みはないが、かなり好感の持てるチームだった。
 それに比べて、わが日本代表は、(それなりに勝負のできていた後半はよいとして)前半は、パスをつなぐという基本的なことができていなかった。ちょっとプレッシャーやフィジカルの強い相手だと、多くの選手が何もできない。特に、小野と久保には失望した。久保はこの一試合で見極めるのは酷だと思うが、今日のように孤立していては何もできないし(つぶれ役の鈴木のような選手が必要だと思った)、数少ないチャンスでも、動きに以前のようなキレや凄みが無くて、今の状態だと、彼を無条件でエース、先発に指名するのは厳しいと思った。小野は、以前からこういう相手には、良さを発揮できずに消えてしまっていたが、マスコミも彼を無条件に持ち上げるのはいい加減に止めてほしいと思う。実戦に必要なのは、リフティングのうまさではないのだ。彼を生かすには、彼のフィジカルの弱さやスピードの無さを補ってくれるような選手が必要だと思う。
 
 まあ、日本はベストメンバーではなかったし、必要以上に悲観的になる必要はないと思うが、前半の結果からは、日本サッカーの弱点が露呈したという点で、修正、反省するべき点は多いと思う。マスコミには、いつものように数少ない良かった点を捜して、スター選手をよいしょするような記事を書くことはやめてほしいと思う。アメリカは親善試合の相手としては、強いし、よい相手だったと思う。

※前にこのブログに紹介記事を書いたイーモウ監督、健さん主演の映画「単騎、千里を走る」の感想をココログブログにアップしましたのでよかったら御覧になってください。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
テレビ放送がありませんでした (なかまた)
2006-02-11 20:58:25
こちらではテレビ中継が放送されませんでした。(日テレ?)

アメリカのサッカーにはオリンピックでも負けたのでは?

アメリカはフィジカルに強く、一昔前の力強いサッカーという印象があります。オーストラリアがダブります。

ブラジルとイタリアのアメリカ大会決勝戦、体と体のぶつかり合い・・・本来のサッカーを忘れてはいけませんね。

その上で技術と戦略ですからね。

さてそろそろサッカーネタが増えてくる時期ですね(笑)
返信する
よい経験になっていてほしいのだけど・・ (azami)
2006-02-12 00:05:23
日テレ系列での放送でした。(私のところはテレ朝系列局がなくて、時々テレ朝の番組も同じ局で放送されるので確かではないですが)

前園が解説で出ていて、おっ、と期待したのですが、日本にあまりいいところがなくて彼の出番もあまりなかったですね。

予想通りというか、私は現在の小野には期待してなかったけれど今日の久保の出来には、ジーコも期待が大きかっただけに頭が痛いところだと思います。ほぼ何もできずに下がったので。

返信する

コメントを投稿