飛行中年

空を飛ぶことに薪ストーブ、そして、旅をこよなく愛する一人の中年のブログです。

大会を面白くする?

2012-01-12 19:23:52 | ハング(hangglider)

なぜ今、大会に選手か集まらなくなったのか?

この理由を考えてみましたが、ある一つのことが見えてきました。

皆さんは、自分が大会に出場する理由を考えたことがありますか?

それは「自分の実力がどの程度か試したいから」ではないでしょうか?

自分の持つ技や実力が、一流選手に対してどこまで通用するか見てみたいからではないでしょうか?

これは、技を磨くことを目的として飛んでいる者にとっては当たり前のことだと思います。

それでは、もし、長年大会に出場し続けて、結果、自分の実力が見えてきたものはどのようになっていくでしょうか?

大会出場前から、既に自分の順位が読めるようになってくると、大会に出場する意味が見えなくなってくるのではないでしょうか?

結果、だんだんと大会から遠ざかっていくようになると思うのです。

つまり、新しく競技を始めていく選手を作っていかないと、どんどん競技人口が少なくなっていくのです。

それに対し、今のハング競技は、機体も良いものを持たないと結果が出せず、機材も揃えないといけない等、敷居が高くなりすぎているのではないでしょうか?

そのため、競技の世界には新人が入りづらくなっているのではないでしょうか?

私は思うのですが、競技委員会の方には大変申し訳ないのですが、今のハング競技は、競技志向者20名のためだけにあるように思えてならないのです。

トップを争う20名が、より競技性を追求して、自分たちが面白くなるルールを考えているようにどうしても思えるのです。

このままだと、この20名よりランキングが低い選手は、最初にも述べたように、いずれは自分の実力が見えてきますから、競技をやめて行ってしまうと思うのです。

つまり、ハングの競技人口は、最終的には「20名」になってしまうのではないでしょうか?

わたしにはそう思えてならないのです。

コメント
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