外科医 アンチエイジングに目覚める!?

目指そう サクセスフル・エイジング !

抗糖化 で 減らせAGEs 

炭水化物も要注意    

基準値というものをどこまで信じていいのか?

2011-12-28 22:12:03 | ひとりごと
けろのすけさんから、以下のコメントを戴きました。

 基準値というものをどこまで信じていいのか?

 関西に住む私たちでも心配なのに・・・

 東北はいまだ復興整備が進まず、気の毒でしかたがありません。

 メディアでは正しい報道をしっかりしてほしいですね。


まったく仰るとおりです。

12/14の記事 見ても見えず 聞いても聞こえず にならないために でも触れましたが

法で定めた上限値さえも恣意的に変更されてしまいます。


「食の安全」など言い出せば、「非国民」扱いされそうに感じるのは

自意識過剰と被害妄想なのでしょうか?


憲法第25条には

 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。

 国は、すべての生活部面について、

 社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

と定められています。


しかし、原発事故の現地は言うに及ばず、日本全土への被害拡散懸念を、

国が見て見ぬふりは憲法違反ではないのかな?


でもそれは、

もしかすると東日本以外に住む国民の

危機意識の欠如」 が原因なのかもしれません。


たとえば、「食の安全性」に関して

現在、日本からの食品輸出に対する諸外国の規制がどうなっているか

どこの産地のどの品目に「輸入停止」がなされているかは、

周知の事実とはいえないでしょ?


「そりゃあ、日本人なんだから、

 東日本の復興のために、買って食べなきゃ!」


「そんなの風評被害じゃないの?」


おいおい、チョット待ってよ!

東日本の農産物が売れなくて農家に経済的被害が及ぶとすれば

それは、原発事故を起こした東京電力の責任であって

安全な食品を求める消費者が悪者にされてはたまりません。


単なる「風評」によって世界のどれほどの国々が

特定の地域からの「輸入停止」などの規制を行っているか

農林水産省が公表している情報

 諸外国・地域の規制措置(12月28日現在)


を、一度ご覧になるのはいかがでしょう?


 こちらをクリックしてどうぞ。PDFで出ます。
      ↓
 諸外国・地域の規制措置(12月28日現在)


低線量被ばく 揺らぐ国際基準

2011-12-28 11:14:25 | ひとりごと
低線量被ばく 揺らぐ国際基準 という内容の番組が

今夜22:55~23:23にNHKで放送されます。

なぜもっと早い時間に放送しないのだろうねぇ?


番組HPに紹介の内容は以下のとおり。


“生涯100ミリシーベルトとされる被ばくの基準で、

本当に健康への影響はないのか?”

福島をはじめ、全国の人々が現実に直面している放射能の脅威。

国は「直ちに体への影響はない」と繰り返すばかりだ。

その拠り所としているのが、ICRP(=国際放射線防護委員会)の勧告。

広島・長崎の被爆者の調査データをベースに作られ、

事実上の国際的な安全基準となっている。


しかし関係者に取材を進めると、1980年代後半、ICRPが「政治的な判断」で、

被ばくでガンになるリスクを実際の半分に減らしていた事実が浮かび上がってきた。

当時ICRPには、原子力産業やそれを監督する各国の政府機関から、

強い反発が寄せられていたのだ。

そしていま、世界各地で低線量被ばくの脅威を物語る、

新たな報告や研究が相次いでいる。


アメリカでは原発から流れ出た微量の放射性トリチウムが地下水を汚染し、

周辺地域でガンが急増。

25年前のチェルノブイリ原発事故で、

大量の放射性セシウムが降り注いだスウェーデンでは、

ICRP基準を大きく上回るガンのリスクが報告されている。

いま、誰もが不安に感じている「低線量被ばく」による健康被害。

国際基準をつくるICRPの知られざる実態を追跡する。



番組の動画→ここをクリック

番組HPはこちらをクリック
      ↓
低線量被ばく 揺らぐ国際基準
http://www.nhk.or.jp/tsuiseki/shinsou_top/20111228.html




霧のな~かに浮かび来る~♪

2011-12-28 10:35:33 | ひとりごと 通勤中に
60代後半の男性は胃癌の局所再発から、癌性腹膜炎となって終末期。

「家族に今夜かも知れないと、さっき話しをした」と主治医の申し送り。


夜診の合間に病棟に上がってみると、

もうひとり60代後半の女性も誤嚥性肺炎から終末状態とのこと。


60代とは、まだ若いのに・・・。

やはり「昭和世代」は、長生きではないのかも・・・。



しかし、呼び出しを受けることなく朝になり、当直が明けた。

早出の先生が10分早く到着してくれたので、

気持ち穏やかに7時21分に走り始める。


道にはもう雪はないけれど、路面は湿った色をしている。

こんなときは、北部の道路はツルツルに凍てていることが多い。

さぁ、やはり今朝は27号線を走行するとしよう。


国道9号線から27号線へは須知交差点から。

亀岡が霧の底でも、こちらは晴れていることが普通なのだが今朝は逆。




2011.12.28       京丹波町才原




2011.12.28       京丹波町才原




電信柱で一休みのカラスも、この霧では視界が悪かろう。



2011.12.28       京丹波町才原




敦賀から117kmということは、

高速増殖炉「もんじゅ」からの距離ってなわけだね。



2011.12.28       綾部市戸奈瀬町



「にっぽん縦断 こころ旅」で、高所恐怖症の俳優・火野正平さんが

途中までは行ったもののしゃがんでしまった山家のつり橋も霧の中。



2011.12.28       綾部市山家



最後は、霧の中に浮かび来る、堂々とした影 新綾部大橋。



2011.12.28       綾部市味方町



8時46分、無事到着でした。