外科医 アンチエイジングに目覚める!?

目指そう サクセスフル・エイジング !

抗糖化 で 減らせAGEs 

炭水化物も要注意    

フルクトースとAGEsの甘い関係、知ってますか?

2010-06-15 14:01:07 | AGEs


第10回日本抗加齢医学会総会 行ってきました 日常食で健康長寿は可能か?
http://blog.goo.ne.jp/avin-hmp/e/2ac93800eb50554c70128a45bac5ba99

の中で、

日常食で健康長寿は可能か?のシンポジウムにおいて

東京大学の門脇教授が、

 フルクトースには要注意!

 脂肪蓄積性であるため、その摂取にはよくよく注意せよ!


と、おっしゃったことを書きましたが、


血糖値を上昇させないからと

飲料水や食品中にブドウ糖果糖液糖として

広く使用されている現状
を考えると、

脂肪蓄積性以外のリスクの存在についても、

知っておく必要があると考えた次第です。



以下の図は、フルクトースの代謝を示しています。
(アークレイ株式会社HPより引用・改編)


フルクトースには、

 1.グルコースよりも数倍強いタンパク質糖化反応を示すこと。

 2.その組織内濃度上昇が、タンパク質糖化反応を促進させること。

が知られているのですが、


最後の3-DGはAGEs生成反応における中間体でもあるため、

フルクトースの増加は、組織内のAGEs生成を増大させることになります。




       

詳細は、アークレイ株式会社HPの以下の頁を。

AGEs とポリオール代謝経路
http://ebn.arkray.co.jp/disciplines/glycation/ages-03/



血糖値を上昇させないからといって、

身体に有益ではないということに注意しましょう!



当然、果物の摂り過ぎにも注意が必要ですが、


一番注意しなければいけないのは

 ブドウ糖果糖液糖 

と、成分に表示されている飲料水や食品の摂り過ぎです






最新の画像もっと見る

コメントを投稿