第10回日本抗加齢医学会総会 行ってきました 日常食で健康長寿は可能か?
http://blog.goo.ne.jp/avin-hmp/e/2ac93800eb50554c70128a45bac5ba99
の中で、
日常食で健康長寿は可能か?のシンポジウムにおいて
東京大学の門脇教授が、
フルクトースには要注意!
脂肪蓄積性であるため、その摂取にはよくよく注意せよ!
と、おっしゃったことを書きましたが、
血糖値を上昇させないからと
飲料水や食品中にブドウ糖果糖液糖として
広く使用されている現状を考えると、
脂肪蓄積性以外のリスクの存在についても、
知っておく必要があると考えた次第です。
以下の図は、フルクトースの代謝を示しています。
(アークレイ株式会社HPより引用・改編)
フルクトースには、
1.グルコースよりも数倍強いタンパク質糖化反応を示すこと。
2.その組織内濃度上昇が、タンパク質糖化反応を促進させること。
が知られているのですが、
最後の3-DGはAGEs生成反応における中間体でもあるため、
フルクトースの増加は、組織内のAGEs生成を増大させることになります。
詳細は、アークレイ株式会社HPの以下の頁を。
AGEs とポリオール代謝経路
http://ebn.arkray.co.jp/disciplines/glycation/ages-03/
血糖値を上昇させないからといって、
身体に有益ではないということに注意しましょう!
当然、果物の摂り過ぎにも注意が必要ですが、
一番注意しなければいけないのは
ブドウ糖果糖液糖
と、成分に表示されている飲料水や食品の摂り過ぎです。
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