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抗糖化 で 減らせAGEs 

炭水化物も要注意    

超悪玉コレステロールが登場 たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学

2010-06-01 21:22:10 | ひとりごと 医療系

最近のTVの健康番組には

新型○○登場! というのが多いのかな?


今夜放送していた 

たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学

では、


心筋梗塞の発症率がなんと3倍!

という、超悪玉コレステロールが登場している。


で、

これについて、以下にまとめてみよう。


よく言われるのは

「悪玉コレステロールが高いと動脈硬化になりやすい」

ということだが、

この原因となる“悪玉コレステロール”

と呼ばれるのは「LDLコレステロール」。


ところが最近、このLDLの中に、

超悪玉”と呼ばれる小型のタイプがあり、

通常のサイズのLDLコレステロールよりも

動脈硬化の促進に強くかかわっていることが分かってきた。


米国での調査によると、この“超悪玉”(小型LDL)を多く持つタイプの人は、

通常のLDLを多く持つタイプの人に比べて、

心筋梗塞を起こす確率が約3倍高いことが分かっている。



あなたは“超悪玉”を持ちやすい人かどうか?

チェックしてみよう!





このリストで当てはまる項目があった人は、

超悪玉”を多く持っている可能性がある。 


超悪玉”が増える最大の要因は中性脂肪の増加であり、


超悪玉”を減らすには中性脂肪を減らすことが何より大切!


また、メタボリック・シンドロームと“超悪玉”には相関関係が存在する。


生活習慣病を複数持っている人は、

中性脂肪値が少し高いだけでも、LDLが小型化しやすいのだ。


実際に“超悪玉”を多く持っているかどうかは、

血液検査で調べることができる。

日本で一般的に行われているのは

リポたんぱく分画精密測定」という検査法で、

健康保険も適用される(もちろん健康診断的にはダメですよ!)。


中性脂肪が多くなるほど、“超悪玉”も多くなることが分かっている。

だから、超悪玉”を減らす最善の方策は、

中性脂肪を下げる努力に尽きる
のです。


中性脂肪が多くなる主原因は、次の2つ。

 1.食べすぎ

 2.運動不足


これによって余分なエネルギーが脂肪として体に蓄えられる。


逆に、中性脂肪を減らすには、

食事療法や運動療法によって体重を減らすことが基本
となる。


まずは、規則正しい食生活を心がけること。

1日3回の食事をきちんと摂り、

間食や夜食はとらないようにしましょう



これまでの、

「糖尿病を防ぐアンチエイジングな食べ方 シリーズ」をどうぞ!



また、中性脂肪値が高い人では、

 男性の場合は・・・・・アルコール

 女性の場合は・・・・・果物やお菓子


これを、減らしましょう!!


習慣的になっている人(筆者もアルコールが・・・)多いですよね。

これらに含まれる糖質や脂質(トランス脂肪酸とか)は、

いずれも中性脂肪を増やすため、LDLの小型化につながる。

缶コーヒーや炭酸飲料などの嗜好飲料も、糖分が多いので要注意だ。


特に、残業などで夜遅くに食べたり飲んだりすると、

肥満になるだけでなく、レプチン分泌など正常な身体リズムさえも乱してしまう。

せめて寝る2時間前以降は飲食しないように!


最後に重要なことですが、

ご飯や麺類に代表される炭水化物(糖質)の摂取が多い食生活は、

LDLの小型化につながります。

ぜひ、GI値の低い食品を食べるように心掛けましょう。


そうそう、来週の

たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学

には、

どうやら、糖化による骨粗しょう症が登場するようですね。


さあ、今度は、AGEsって紹介されるかな?!


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