カンアオイ

野草の観察・ハイキング・旅行・散歩などメモ的な身辺雑記。

三頭山

2009年07月24日 | 楽遊会
↑巨木のホオノキ
蘚苔類
①ギンリョウソウ(別名ユウレイタケ・イチャクソウ科の腐生植物)、②キバナノシャクジョウソウ(イチャクソウ科の腐生植物)
ギンリョウソウよりシャクジョウソウは遅れて世に出るようです。
東青梅の勝山城跡で春に若いギンリョウソウ(銀龍草)に出会い、三鷹の国立天文台で盛りのオニノヤガラ(鬼の矢柄・ラン科)に、府中の浅間山で我が世の春のイチャクソウ(一薬草)に、そして三頭山でキバナノシャクジョウソウ(黄花の錫杖草)の大株に、何れも主だった腐生植物に出合えたことになる。
++マウスオンの変化(画像2枚)++
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茸か苔か?
何れもUさんが教えてくれた植物ですが、その道の専門家でなければ分からない珍しい植物です。①薄赤い色をして形は原子炉の煙突状です。キノコらしいです。②こげ茶色の細根状をしています。触るとホコリのような煙が出ます。苔だと推量されます。
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下の4画像↓は、敢えて反転させて対象物・花形の線を強調表示させました。

①サルノコシカケ?、マツバ苔?
どちらも苔の上に生えていました(①は倒木・②は岩)。

**マウスオンでクリック変化(画像2枚)**

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①クサアジサイ、②キバナノヤマオダマキ

<クサアジサイ&キバナヤマオダマキ
白とピンクのクサアジサイが咲いていました。この花は、繊細な美しさが際立っています。なお、他に珍しいのは、小さな花を咲かせ始めたミゾルリソウや薄黄色のタマガワホトトギス、円い蕾みのレンゲショウマ、日本のサルビアと言うキバナアキギリ、ソバナ、ワダソウなど秋の主役達です。三頭山(都民の森)はブナ林が発達しており、山野草の植物園であり、都民の植物観察の貴重な宝庫です。


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